インテリアコーディネーターになるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・専門学校・スクール)

インテリアコーディネーターになりたいと考えた時、学校をどう選ぶかは非常に気になるポイントです。

本記事では、インテリアコーディネーターになるための学校の種類や学費、学校の選び方などを紹介します。

インテリアコーディネーターになるための学校の種類

インテリアコーディネーターを目指す人のための進学先はさまざまです。

インテリアコーディネーターになるための学校
  • 大学
  • 短大
  • 民間スクール

カリキュラム・在学期間・就職支援制度、そして学費などが大きく異なりますので、自分の将来のビジョンや学習の目的に合った学校を選ぶようにしましょう。

インテリアコーディネーターになるには

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インテリアコーディネーターになるための大学

大学の特徴

大学の場合、「建築」「デザイン」「生活環境デザイン」などと名前のつく学部や学科で、幅広くインテリアや空間デザインなどについて学ぶことができます。全国の多くの大学がこのような学部や学科を設置しています。

大学で学ぶメリット

大学の建築学科でインテリアについて学ぶ場合、メリットが3点あります。

大学で学ぶメリット
  • インテリア以外の教養科目も学ぶことで知見を広げたり、一般教養を身につけたりすることができる
  • 建築学科ではインテリアだけではなく建物の構造や設計・材料や素材、住環境などに関する総合的な知識を学ぶことができる
  • また、卒業と同時に「二級建築士試験」の受験資格を得ることができる

インテリアの知識しか持ち合わせていないインテリアコーディネーターに比べると、建築そのものに対しての専門知識があるインテリアコーディネーターのほうが仕事の幅が広がることはいうまでもありません。

将来の可能性を切り拓くために大学の建築学科をめざす人も多いようです。

もちろん、4年制大学の建築学科は人気が高く試験も高倍率で決して簡単なものではありませんが、建築士の受験資格を得られる面からも挑戦する甲斐はあるでしょう。

大学で学ぶデメリット

スクールや専門学校よりも多くの学費がかかります。

私立の4年制大学の場合、初年度納入金が100万円から200万円、次年度以降も年間80万円から150万円ほどかかるのが一般的です。

インテリアコーディネーターになるための専門学校

インテリアコーディネーターの専門学校では、インテリアについてより専門的かつ実務的なことを学ぶことができます。

おもに「インテリアコーディネーター科」「インテリアコーディネーターコース」といった名称がつけられており、在学期間は全日制の3年間もしくは夜間の2年制をとっている学校が多いようです。

専門学校で学ぶメリット

専門学校で学ぶメリット
  • インテリアコーディネーターに必要な知識・技術を集中的に学べる
  • インテリアコーディネーター資格試験や就職のサポート体制が徹底されている学校もある

デメリットとしては、費用がかかること(学費は年間50万円から100万円程度。初年度は別途入学金が必要)でしょう。

また通学しなければならないため、働きながら通う場合は仕事との調整が必要であることなどが挙げられます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

インテリアコーディネーターになるための民間スクール

スクールの場合、大学・専門学校とは異なり学歴にはなりませんが、その形態はさまざまです。

民間スクールで学ぶメリット

民間スクールで学ぶメリット
  • 学費が安く設定されているのが大きなメリットです。
  • 全日制・夜間コース・短期集中型のコースなど学科やコースが多彩に用意されているので無理なく勉強を続けやすい

約半年間ほどかけて、インテリアコーディネーターの資格試験合格を目標とする「受験対策講座」を開講するスクールもあります。

学費は10万円から30万円程度が相場のようですが、独学に比べれば費用がかかってしまうため、金銭的な余裕と勉強を続ける意思を持っておくことが大切です。

インテリアコーディネーターになるための学校選びのまとめ

インテリアコーディネーターになるための学校は4年制大学から民間スクールまでさまざまです。

4年制大学の建築科に進めばインテリア以外の建築の知識や一般教養なども見につけることができます。

専門学校ではより実践的で専門的な内容を集中して学ぶことができますし、民間スクールはさまざまな形態での学びの場を用意しているので時間の融通がききづらい人も学びやすいです。

それぞれの学校のメリット・デメリットを比較して自分に合ったところを見つけましょう。