グランドスタッフになったきっかけ(体験談)
制服への憧れ
私がグランドスタッフになりたいと思ったきっかけは、単なる航空会社への憧れでした。
何に憧れたかというと、グランドスタッフがあの素敵な制服を着て、笑顔で手際よくチェックインをする姿。そして、空港内をカッコ良く歩いている姿です。
制服を着て接客をするお仕事は他にもたくさんありますが、「なぜ空港で?」と思われるでしょう。鉄道も、船も、バスのお仕事も制服があるのに、なぜエアラインを選んだのでしょうか?
これは「飛行機マジック」としか言いようがありません。一度この情景を目にしたらそこから抜け出せなくなってしまったのです。
私が幼いとき、父がよく出張で飛行機を利用していましたが、帰ってくるたびに「将来は航空関係の仕事がいいよ」と言っていたことを思い出します。
いつしか私も、航空業界への憧れを抱くようになっていったのです。
グランドスタッフになると進路を決める
空港には、よく飛行機を見に行きました。そして、そこでテキパキと働くグランドスタッフに憧れるようになっていきました。「グランドスタッフになる」と決めたのは高校2年生の進路を決めるときです。
エアラインを目指したければ大学や短大では英語を専攻するというのが常識と知り、私は迷わず大学の英語科に進学しました。
いつの時代も女性の憧れの職業として、客室乗務員(CA)やグランドスタッフは人気があります。TVドラマの影響も大きいと思います。実際に自分が飛行機に乗ってみて、なりたいと思った人も多いと思います。
私がグランドスタッフになったころは、脚光をあびているのはまだまだ客室乗務員でしたが、グランドスタッフもすごい倍率でした。
私は新卒では不合格となってしまいました。それでもグランドスタッフの夢は諦めきれません。他のところに就職はせず、1年エアライン系の専門学校に通って既卒で夢を掴みました。
苦労して就職したということもあり、仕事に就いてからは毎日充実して過ごすことができています。