グランドスタッフの働き方の種類とその特徴

グランドスタッフの雇用形態

グランドスタッフは正社員だけでなく、契約社員や派遣社員、アルバイトとして働く人もいます。

ただし、どの雇用形態で働くとしても、空港や航空会社の顔となることには変わりありません。

語学力を高め、サービススキルを磨くなどして、努力を続ける必要があります。

正社員のグランドスタッフ

正社員のグランドスタッフは少ない

最も安定した雇用形態の正社員ですが、近年グランドスタッフは残念ながら正社員の求人が減る傾向にあります。

まずは契約社員として採用され、数年働いた後、適性を見て正社員へステップアップするといった形も少なくありません。

また、正社員でなく契約社員として働くグランドスタッフも多くいます。

これは、IT化が進みグランドスタッフの需要が減っていることや、各航空会社が人件費の削減をしていることが背景にあります。

もちろんはじめから正社員としてグランドスタッフを募集する会社もありますが、その場合の応募倍率はかなり高くなるようです。

正社員と契約社員の違い

正社員と契約社員の大きな違いは、給料です。

正社員は月給として決められた額が支払われますが、契約社員はフルタイムで働かないこともあるため、働いた時間分だけお金をもらう時給制が一般的です。

加えて、正社員はボーナスの支給や福利厚生、各種手当てなどが充実しているのに対し、契約社員とは大きく差があることが多いです。

仕事内容としては、カウンター業務やゲート案内などの接客に関しては違いがありませんが、難易度の高いとされるクレーム対応や、オフィスでの重要な仕事などは、正社員のみに任せられているのが一般的です。

また、トラブルなどで大幅な残業や深夜勤務をせざるを得なくなった場合は、正社員が対応するということが多いようです。

派遣のグランドスタッフ

グランドスタッフは派遣社員として働く人もいます。

「ANAビジネスソリューション株式会社」のような航空会社系列の派遣会社もあり、こうした派遣会社に登録することで、グランドスタッフとして働くことが可能です。

一般的には登録会社から特定の航空会社に派遣され、ほかのグランドスタッフと一緒に働くことが多く、複数の航空会社を掛け持ちしたり兼務したりすることはほとんどありません。

派遣社員だとしても、知識やスキルを身に付ければ、そこから正社員にキャリアアップしたり、外資系のグランドスタッフへと転職したりすることも可能です。

アルバイト・パートのグランドスタッフ

アルバイト・パートのグランドスタッフは非常に少なくなっています。

現在、グランドスタッフは契約社員や派遣社員がメインのため、アルバイト・パートとして雇用する企業が少ないためです。

なかにはアルバイト・パートという立場で採用している企業もありますが、ほかのアルバイトやパートのように学生や主婦が空き時間に働くといったことは少なく、一度グランドスタッフを経験した人が短時間だけ働く、というケースが多いようです。