商学部で学ぶことや学科を解説 志望理由はどうする? どんな就職先がある?
経営や会計といった社会に出てからも役立つ可能性のある分野について学ぶため、卒業生は総合商社、金融機関、メーカーといった人気業種に就職したり、起業を目指したりする人も多いです。
この記事では、商学部で学ぶことや学科、卒業後の進路などについて詳しく解説しています。
商学部とは
商学部ではどのような学問を学ぶのか、学部の概要について紹介します。
商業取引のしくみや理論を学ぶ
商学部とは、生産者(企業など)と消費者を結びつける「商業取引」について学ぶ学部です。
商品・サービスが消費者の手に届くまでの間には、流通をはじめとする「モノ」の流れと、会計・財務といった「カネ」の流れが存在します。
また、流通にはさまざまな取引方法や宣伝戦略があります。
商学部では、マーケティング理論などを駆使してこれらを探求するとともに、会計や財務から企業活動の状態を読み解き、商業取引の流れに迫っていきます。
まさに「ビジネス」と直結する学問であり、事業戦略、販売戦略、資金調達といった企業活動とも関連性があります。
商学部と経済学部の違い
商学部とよく比較される学部に「経済学部」があります。
経済学部もビジネスとの関連性が高い学部ですが、経済学部で主に行うのは、国や地域といった大きな単位で経済を分析・研究することで、一般化・抽象化した経済理論を学ぶ機会が多いです。
これらに対して、商学部は企業の具体的な活動そのものにフォーカスして研究するという違いがあります。
商学部を選択する人は、ビジネスのしくみや企業運営の具体的な流れといった、「実学」としてのビジネスに対して強い興味関心を持っていることが多いです。
商学部の理念
商学とは、企業と消費者を結び付けるビジネスそのものを研究する学問のことをいいます。
具体的には、商品・サービスが生産から流通チャネルを通して、どのように消費者に渡っていくのかという一連の流れを研究対象としています。
商学部では、実学としてのビジネスの理論を学び、企業と消費者の関係に注目しながら研究を重ね、国際社会で活躍できる実業家の育成を目指します。
経済学とも密接にかかわっていますが、経済学が社会全体の動きやしくみを研究するのに対し、商学では個々の企業の具体的な活動と消費者の関係性に着目します。
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商学部で学ぶこと・勉強すること、授業内容と卒論の内容
ここからは、商学部の学生が実際にどんな学びをしているのかや、卒論のテーマ例を説明します。
商学部で学ぶこと
商学部では、基礎科目として経済学基礎(マクロ経済、ミクロ経済)、統計学、経済学などを学びます。
年次が上がると、商学をより専門的に学んでいくためにコース別に分かれて学ぶことが多く、マーケティング、会計、マネジメントといった各分野から、ビジネスの世界をさまざまな角度から総合的に研究していきます。
そのほか、税理士や公認会計士の資格取得を目指している人に向けた講義が用意されていたり、身につけた知識を実践していくために、実際に企業と連携して商品企画を行うような「演習」を取り入れている大学もあります。
商学部では、経済などの理論だけではなく、企業活動の場で直面する諸問題に対し、現実的な解決策を打ち出す力を身につけることが重視されています。
商学部の授業内容
商学部では、会社の具体的な事業活動について理解を深め、探求するための授業が行われます。
- 経営史
- 経営組織
- 経営戦略
- 財政会計
- 管理会計
- マーケティング理論
- 企業金融
- 国際金融
- ポートフォリオ理論
商学部の卒論の例
以下は、商学部で卒論を書いた学生が選んだテーマの一例です。
商学部で学んだことの口コミ
以下は、商学部で学んだ学生たちの声です。
商学部の主な学科・分野と概要
商学部は、大学によってはいくつかの学科に分かれ、興味がある分野についてより深く学びを深めていくことができます。
商学部に置かれることが多い学科を以下に挙げています。
商学科
マーケティング、流通、貿易、金融、ビジネス法務など、ビジネスや経済に関わる専門的な知識を身につけ、ビジネス社会で活躍できる人材を育成します。
経営学科
企業経営に関する基礎知識から実践的な応用力まで幅広く学び、事業組織の創設、組織化、運営、評価などを専門的に行える人材を育成します。
会計学科
会計学の理論と実際に関する専門的知識を習得し、経営活動の動きを計数的側面からとらえるスペシャリストを目指します。
貿易学科
グローバルマーケティング論などを学び、急速に変化するグローバルビジネスの場で活躍できる知識・能力を備えた人材を育成します。
金融学科
金融を中心に、経営や会計などビジネスに必要な知識を包括的に学び、企業と経済を読み解く力を備えた人材を育成します。
商学部で学ぶ学問分野・概要
商学部での学びに含まれる分野は以下の通りです。
商学総論
商学全般の概論ついて学びます。ビジネスの基礎的な知識や経営理論を学ぶための基本を習います。
商学史
商学の歴史について研究します。
マーケティング学
製品やサービスの企画から消費者の手に届くまでの販売戦略を研究します。
会計学
企業活動を記録・測定・伝達する手続きである会計について学びます。
貿易学
世界各国の経済史や国際金融、貿易システム論などについて研究します。
金融学
金融論やファイナンス論の概論、生命保険論、証券投資論、金融政策論など、金融全般について研究します。
商学部で目指せる主な資格
以下は、商学部で学んだ知識をもとに、国や民間団体の資格試験を受検し、合格することで得られる資格です。
これらは他学部出身であっても取得可能な資格ですが、商学部で経営理論や会計について学ぶことにより、資格の学習がしやすくなります。
在学中に難しい資格を積極的に取得して、卒業後の就職や仕事に役立たせていく学生もいます。
商学部の大学選びのポイント
商学部はビジネスや経営全般について扱う学部であり、研究領域が幅広く、講義やゼミを受け持つ教授陣によって研究内容はさまざまです。
そのため、たとえば「AmazonなどのECについて学びたい」といった具体的な希望があれば、近いテーマを扱っているゼミが開講されている大学を選ぶのもよいでしょう。
就職に役立てることが商学部を志す目的という人は、就職率や就職先といった公表データを参考に、志望する大学を選ぶといいでしょう。
商学部の入試方法・受験科目
商学部の入試では、他学科と同様に筆記試験が行われます。
英語・国語が必須科目となっている場合が多く、その他には選択科目として地歴、公民、数学から1つを選ぶといった方式の大学も見られます。
また、大学によっては数学が必須科目となっていることもあります。
私立大学においてもセンター利用入試を導入している大学が増えているため、志望する大学の受験科目を確認し、併願する場合は同じ受験科目が使える大学を選ぶと有利です。
商学部は文系と理系どっちが有利?
商学部への進学を考える場合、文系と理系どちらのほうが有利になるのかを解説します。
文系出身者が多いが、理系から進学する人も
大前提として、商学部の入試では、ほぼすべての大学で英語と国語が必須科目となっています。
とくに英語が苦手だと苦戦することが予想されます。
最近では入試科目に数学を導入する大学も増えていますが、商学部の場合、数Ⅲ・Cなど高度な内容ではなく、ベクトルなど高校2年程度の内容までが出題されるのが一般的です。
学生全体としては、商学部に進学する人は文系の人が多めですが、理系分野を得意とする人もなかにはいます。
商学部に数学は必要?
商学部では財務や会計で数字を扱うほか、マーケティングでは統計学などの知識が必要になることもあるため、数学が得意であることに越したことはありません。
しかし、数学が得意でないと歯が立たないほど高度な内容というわけではなく、数学が必須というわけではありません。
一方で、数学が得意なら強みになるともいえます。
法学部や文学部などほかの文系学部と比べた場合では、数学の知識が必要になる場面が多いでしょう。
商学部の学費
商学部の研究は他の文系学科と同様、特別な研究費用を必要としないことから、他学科と比べても平均的な学費の大学が多くなっています。
1,359,850円(入学金200,000円、在学基本料60,000円、授業料890,000円、施設設備費200,000円、その他の費用9,850円)
※2022年度入学の場合
私立大学商学部の場合、4年間で450万円前後の学費が一般的です。
学科によっては実習の機会があり、「実験実習費」といった費用が必要になる場合もあります。
商学部の志望理由・例文・面接
ここでは、商学部を目指す人の志望理由や例文、AO・推薦入試の面接で聞かれることについて説明しています。
ただ、この内容はあくまでも参考にする程度で、自分自身がどんな学びを深めていきたいのかをよく考えることが大事です。
商学部の志望動機
商学部を選択する人の志望理由で多いものは、ビジネスについて幅広く学び、将来はビジネスリーダーとして活躍したいという内容です。
進学先を経済学部と迷う人もいるようですが、より大きな視点で世界経済のしくみや原理を学ぶ経済学部に対し、商学部では実学としてのビジネスそのものを学びます。
より身近な視点でビジネスを捉えたいという考えを持って、商学部へ進学する人は少なくありません。
商学部を置く大学は国公立から私立までさまざまありますが、とくに伝統校の商学部では有名な教授の講義が受けられたり、ゼミの種類や数も豊富にあったりするため、特定の大学の商学部を選択する人もいます。
商学部の志望動機の例文
近年、歴史のある大手企業や高い技術力を持っているはずの有名企業の経営不振についての報道を耳にすることが増えています。
良い製品やサービスを提供していれば経営が安定するわけではなく、経営を支える理論が今後ますます重要な時代になっていくと考えています。
貴学の商学部では、実在する企業を例に取り、経営分析やマーケティング分析を行う講義があると伺っております。
実践的な知識を学びつつ、将来の働くイメージを具体的なものにしたいと考え、貴学の商学部を志望しました。
商学部のAO・推薦入試の面接で聞かれること
商学部はいわゆる「実学」であるため、大学で学びたいことについて、具体的な目標や目的があるのか、なぜそのを選ぶのかという点が重要になります。
商学部は古くからある学部で、伝統校といわれる大学の多くで商学部が設置されています。
その大学ならではの特徴をよく調べておき、そこで学ぶ意義をどういったところに感じているのか、具体的に話せるようにしておくことが大切です。
商学部の志望理由の口コミ
以下は、商学部を志望した人たちの、実際の志望動機に関するコメントです。
商学部の雰囲気・男女比
ここでは、商学部の雰囲気や、男女比がどれくらいかを紹介します。
大学によっても多少異なるため、気になる大学があればオープンキャンパスなどに足を運びましょう。
男女比はやや男性が多めだが女性も少なくない
商学部の男女比は、男性が7割、女性が3割程度となっている大学が多いようです。
男性のほうが若干多めとなる傾向にありますが、女性が圧倒的に少ないというわけでもなく、大学によってはほぼ同程度の割合となっています。
学部の雰囲気も大学によって異なるものの、勉強やサークル活動、アルバイトなどを両立している学生が多く、明るく風通しのよい雰囲気があります。
早くからビジネスの世界に興味を持つ学生が多いため、インターンシップに打ち込みながら将来に向けた準備をする姿も見られます。
商学部の雰囲気・男女比の口コミ
以下は、商学部の学生の特徴や学部そのものの雰囲気に関する声です。
商学部の楽しいこと・大変なこと・つらいこと
商学部はビジネス全般に関することが研究対象となるため、研究領域が広く、自身の興味関心にもとづいて自由に研究テーマを決めることができます。
また、ニュースなどで目にする話題が講義で扱われる機会が多く、興味を持って講義を聞けたといった声が多く見られます。
ビジネスに対して関心の高い人が集まることから、将来ビジネスリーダーとして活躍したいという目標を持つ人や、起業を目指している人から刺激を受けることができるのも、商学部を選ぶメリットのひとつです。
ただし、商学部には幅広い研究領域があり、ときには興味があまりない分野の講義も必修科目として受けなくてはならないケースもあるかもしれません。
同じ実学の中でも、法学部や経済学部は学んでいる内容が伝わりやすいのに対して、商学部はその研究領域の広さから何を学んでいるのか伝わりづらいと感じる人もいるようです。
商学部の楽しいことの口コミ
- ふだんニュースで目にする話題がそのまま講義で扱われていて興味深い。
- 想像以上に研究対象となることが幅広いので、自由度の高い研究ができる。
- 目標をもって頑張っている人がいるので、刺激を受ける機会を得られる。
商学部のつらいことの口コミ
- 興味のない分野の講義はつまらないと感じることがある。
- 法学部や経済学部と違い、何を学んでいるのかピンとこないと言われることがある。
商学部の就職先や業界、目指せる職業・仕事と進路
商学部に進学した場合、どのような就職先があるのかや、目指せる職業・仕事について紹介します。
商学部の就職先
総合商社、金融機関、メーカーといった人気業種に就職していく人が比較的多い学部です。
商学部は経営や会計といった、社会に出てからも役立つ可能性のある学問を学ぶ学部であるため、企業からの印象も良く就職しやすいと言われることがあります。
他にも、国税庁、中央官庁、県庁や市役所といった行政において、公務員として活躍する人もいます。
行政においてはお金の流れや経済についての知識は非常に重要になります。
商学部で学んだこうした知識を自身の強みの1つとし、就職していく人も多くいるのが特徴です。
商学部の就職の状況と需要
商学部出身者は、その大半が民間企業や政府系機関に就職しています。
銀行や証券会社などの金融機関、総合商社、メーカーなどへ就職する人の割合が比較的高く、あらゆるビジネスの現場において、ビジネスリーダーを目指していくために第一線での活躍が期待されます。
職種としては、経営企画やマーケティング部門で働く人が若干多めとなっているようですが、営業として活躍している人もいます。
就職率は大学によってだいぶ異なり、難関大学の商学部出身者は大手企業へ就職を果たしている人も多くいます。
商学部の就職以外の進路
公務員試験を受けて公務員として活躍する人や、スペシャリストとしてのキャリアを志向する人もいます。
たとえば、大学院で経営学修士(MBA)の学位を目指す、公認会計士や税理士の資格取得に向けての勉強を続ける、研究者の道を究めていくなどの道があります。
在学中から起業に向けた準備をし、卒業後すぐ、あるいは数年の準備期間を経て自分で事業を立ち上げる人も比較的多いです。
ビジネスに関心の高い学生が多いため、就職以外の道を選ぶにしても、ビジネスに関する知識や素養を生かしていく人が多いのが特徴です。
商学部の就職・進路の状況の口コミ
商学部の就職や進路に関する声です。
商学部から公務員を目指せる?
商学部から公務員を目指す人は決して少なくありません。
行政においても、お金の流れや経済のしくみについての基礎的な知識は必要になるため、商学部で学んでことを生かして活躍することができます。
公務員試験を受けるにあたり、商学部出身であることが特別有利になることは少ないかもしれませんが、他学部と比べて不利になるというわけでもありません。
商学部の卒業生の感想
商学部で学んだ人の感想としては、ビジネスに直結することを学ぶことで、就職活動や社会人になってから働く上で役に立つ知識を得られたと感じている人が少なくないようです。
また、商社やメーカーといった人気業種に就職する人が多いことからも想像できる通り、要領がよく、明るいタイプの人が多いと感じた人が比較的多い傾向があります。
商学部の講義では、日々のニュースで話題に挙がるような企業や経営者を取り上げる機会があるため、実社会に関わりの深いことを大学で学びたいと考えている人に向いている学部といえるでしょう。
商学部の卒業生の感想
商学部を卒業した人たちが、あらためて感じていることに関する声です。
商学部の口コミ・体験談
中央大学 商学部 会計学科卒業生の体験談・口コミ
会計学科を目指した理由
高校生の頃、税理士や公認会計士などの専門職に興味があったため会計関係の試験に強い学部学科として志望しました。
中央大学は学内に経理研究所という資格試験に特化した組織があり会計学科は一番多く経理研究所に所属していたことも魅力でした。
会計学科で学んだこと・役に立っていること
金融関係の仕事をしていますが簿記や税理士の財務諸表などの知識はいまも役に立っています。
企業の財務諸表を見るときに必ず必要な知識なので学生時代に勉強しておいてよかったです。
金融業界といっても知識がない人も多いので大きなアドバンテージになります。
会計学科の雰囲気
学部学科の雰囲気は一言で言うと穏やかな雰囲気です。
一部内部進学の人達でイケイケな人もいますが総じて穏やかです。
八王子という場所柄なにもない山の中にあるのでほとんどのことを学校内で済ませる人が多いです。
都心にあまりでないことも影響していると思います。
会計学科の楽しかったところ
語学の授業でクラスが編成され仲良くなります。
他の授業も一緒に出ることが多いので連帯感が強くなります。
卒業しても仲良いです。
授業は単位が取りづらいことはなく卒業するだけならとても楽な学部です。
アットホームで楽しいと思います。
会計学科のつらかった・大変だったところ
授業自体は楽ですが公認会計士や税理士を目指している人が多く意識が高くついていけない人は大変かもしれません。
友達にもよると思いますが真面目な人が多く授業に出ないと白い目で見られる可能性があります。
ノートの貸し借りもしづらいかもしれません。
会計学科の卒業後の就職先・進路
公認会計士や税理士を目指し大学院に行く人は多かったです。
あと国税専門官などの専門職も比較的多いです。
一般企業ではやはり金融関係が多いです。
銀行や保険会社、証券会社などです。
硬い職のイメージがあるところに勤める人が多いと思います。
卒業後の所感・メッセージ
総合して考えると印象は良いです。
真面目に勉強したい人は思いっきりできる雰囲気はありますし就職も大企業でも不利になることはまずありません。
社会に出てから必要な会計をしっかり学ぶことができるので卒業した今も後悔はないです。
日東駒専系大学 商学部 経営学科卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
就職を考えるなら理工系と言われていたが、高校時代の理数の成績的に断念(笑)
「これを勉強したい!!」と言えるほど強い思いもなかったので「広く浅く、満遍なく学べそうな学部・学科ってどこですかね?」と進路指導の先生に聞いたところ「経済か経営あたりが良いのでは?」とアドバイスを頂いたので選択しました。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
「成功している経営者の著書を読み解く」といった授業を選択していました。
その中で、さまざまな経営者の仕事の進め方やマネージメント方法、失敗談などを知ることができました。
学生当時は深く考えていませんでしたが、社会人になってから思い出すことが多く、意外と役に立っています。
経営学科の雰囲気
付属高校が全国各地にあるような大学だったので、入学当初は付属高校出身がクラスの中心でした。
雰囲気的には高校生の延長線といった感じで、良くも悪くも「なぁなぁ」な雰囲気でした。
他のクラスがどうかは分かりませんが「○○を学びに大学進学をしています!!」なんていう高い志は感じませんでした(自分も含め)。
経営学科の楽しかったところ
付属高校出身が多いということもあり「勉強<充実したキャンパスライフ(=サークルやアルバイトなど)」という部分が楽しかったところです。
それは私が在籍していた学部に限らず、文系学部は全般的にそういった傾向にあったような気がしています。
経営学科のつらかった・大変だったところ
「日東駒専クラス」は意外と就職活動で苦戦します。
「早慶」「MARCH」が大手企業への採用選考に進む中で、大手企業に進むにはレベルが低く、聞いたこともないような中堅・中小をいきなり狙うのはプライドが許さない・・・
特に付属高校出身組はそのジレンマに苦労していたように感じます。
経営学科の卒業後の就職先・進路
正直、就職先はバラバラです(笑)
友人達の中で大学院への進学は居なかったのですが、「営業職」「販売職・接客業」「公務員」「フリーター(笑)」
そして私は「SE(システムエンジニア)」とバラバラな進路を選択しています。
卒業後の所感・メッセージ
もし「日東駒専クラス」への進学を一般入試等でお考えであれば「付属高校出身が沢山いる大学に行く」と思った方が入学後の違和感は少ないかも知れません。
「付属出身ってこんなにいるんだぁ・・・」と思うほど、入学当初は付属出身の方がイケイケで幅をきかせてますから(笑)
それも段々なれて、サークルなどに入れば自分も染まっていけると思いますよ。
日本大学 商学部 経営学科卒業生の体験談・口コミ
経営学科を目指した理由
私が商学部経営学科を目指した理由は、偶然母親が日大の商学部の2次募集を新聞で見つけてきたことがきっかけです。
当時私は一浪しており、もうあとがない状況下でセンター試験の英語を活用することによって、産業能率大学の合格を手にしていましたが、半分気まぐれで受験したのです。
経営学科で学んだこと・役に立っていること
日本大学は良くも悪くもマンモス大学で、ピンからキリまで多くのいろんな人がいます。
社会人の聴講生や留学生もいたので、積極的にこうした人たちと交流を持つことによって見識を深めて、視野を広げることができました。
経営学科の雰囲気
自由な校風です。
学生は、基本的に平均的な学生が集まっており意識を持っている人も持っていない人も、多くの人が集まっています。
玉石混交の色合いが極めて強い大学なので、できる人は早稲田慶応より頭の切れる人もいましたが、一方でその反対もいました。
経営学科の楽しかったところ
ウルトラマン商店街という商店街が通学路にもあるように、実際の経済や経営に即した内容を学ぶことができるのでその意味では楽しかったです。
学生が砧祭で地元の商店街と協力して企画を運営していることもありました。
経営学科のつらかった・大変だったところ
4年生に上がる前までに、必須で習得しなければならない科目が全くないために、ダラけるととことんダラけることができてしまいます。
4年生になってから到底1年間で卒業できる単位を習得していない、という状況になってしまうことがありました。
経営学科の卒業後の就職先・進路
大企業から中小企業まで幅広く就職していました。
ANAや資生堂といった一流企業の大企業に就職している人もいれば、自分で起業して新しく会社を興している人もいました。
日本一社長が多い大学の名前はダテではないと感じました。
卒業後の所感・メッセージ
日本大学商学部は、単科大学と言われる日大の中でも自由な校風と学ぶ内容を自由に選べるところが魅力的な大学です。
自分の意志さえあれば、高い意志を持つ人は周りに必ずいるので、そうした人々から良い影響を積極的に受けることが大切です。
拓殖大学 商学部 国際ビジネス学科卒業生の体験談・口コミ
国際ビジネス学科を目指した理由
高校卒業時点で将来何をしたいかがあまり定まってなく、漠然としていたため、何でも役に立つことといえば商学部かなあと思って目指しておりました。
また、唯一、興味があったことが英語で、拓殖大学の国際ビジネス学科では、英語と商学がメインで学べるので興味を持っていました。
国際ビジネス学科で学んだこと・役に立っていること
英語の学習経験は、役にたっております。
それほど流暢にしゃべれるわけではないですが、日常会話程度は、聞き取りも容易ですし、なんといっても、英語の発音がよくなってと感じております。
そのため、外国人や、英語に拒否反応なく仕事や生活ができています。
国際ビジネス学科の雰囲気
学部の雰囲気は、和気あいあいとしていますし、サークルなども参加者が多く、よくある一般的な大学といった感じです。
また、学校自体が大きく、留学生も多いので外国人のかたと触れ合い、異文化交流できるのも面白いポイントです。
国際ビジネス学科の楽しかったところ
学ぶ分野が広く、商学部なのですが、心理学を学ぶことができました。
そこで私は、心理学に非常に興味を持ち熱心に勉強しました。
今では、社会人として教育や採用に役立てています。
この学部にいっていなかったら出会ってなかった心理学だと思うので学べてとても楽しかったです。
国際ビジネス学科のつらかった・大変だったところ
つらかったところは、あまり思いつきません。
強いてい言えば、やはりテストや論文の提出が大変でした。
期日が迫ってくると提出や、単位獲得のために遅くまで勉強したりすることもありました。
今ではいい思い出です。
国際ビジネス学科の卒業後の就職先・進路
商学部ということもあり、就職先は、多岐に渡っていました。
多かったのは、金融系や営業が一番多かったです。
またさまざまな分野の勉強ができたので、公務員や語学関係の教師になる方も多かったように思います。
私自身も営業としての道に進みました。
卒業後の所感・メッセージ
現在では、より国際化やグローバル化が叫ばれ、2020年にはオリンピックも開催されます。
そんな中、拓殖大学の国際ビジネス学科なら世界に通用する、価値観や、ビジネスを学ぶことができます。
そして、就職先も多様な選択肢が広がる学部でもあると思いますので、まだ将来何をしたいか決められていない方にもおすすめです。
早慶系大学 商学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
私本部キャンパスで偏差値も高くなくて就職もそれなりに悪くない学部として商学部選びました。
その上この学部の入試問題は法学部や政治経済学部のそれよりも難しくなかったので、合格する可能性が一番高いと思ったので私はこの学部を目指すことにしました。
商学科で学んだこと・役に立っていること
直接商学部の授業で学んだことが今働いている会社で役に立っているということはありませんが、とにかく商学部に入ってくるような人間というのは非常に要領がいいので、自分もその中で生活しているうちに以前よりも要領がよくなったことが今の仕事で役にっていると思います。
商学科の雰囲気
とにかく最低限の力で最大限の力を出そうと考える要領のいい人間が多く在籍しているのが商学部の特徴だと思います。
ですから、授業にほとんど来ないでどこからともなくノート手に入れて単位を軽々ととっているような人たちが多かったです。
商学科の楽しかったところ
とにかくあまり出席についてうるさくいうような授業が少なかったので、学校行っても授業にでなくてもよく、好きなことをして時間を過ごすことができたことが大きな収穫でした。
この時間に簿記の勉強に充てたりしている人もたくさんいました。
商学科のつらかった・大変だったところ
商学部では全員が無条件にゼミに入れるわけではありませんでした。
ゼミに入れるかどうかが就職にも大いに関係があるといわれていたので、とにかく希望のゼミ入れるように努力したことが結構つからったです。
商学科の卒業後の就職先・進路
メガバンクや大手保険会社等に入る人がやたらと多かったような気がします。
しかも、そのような世間では「お堅い職種」にはいる人に限ってかなり大学時代まで遊んでいたチャラ男だったのがかなり不思議な感じでした。
とにかく金融系が強かったです。
卒業後の所感・メッセージ
学部の大学入試の偏差値レベルと就職偏差値を考えるとこの大学の中ではかなりお得な部類に入ると思います。
商学部や法学部などの実学系の学部は文学部などのような学部に比べると入試偏差値に比べると就職偏差値はかなりお徳だとます。
慶應義塾大学 商学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
正直なことを言うと、受験する学部を決めたのは消去法でした。
理数系は苦手でしたので、文系の学部にしようとは決めていました。
まず浮かんだのは、文学部でしたが、当時英語の文章を見るだけで気分が滅入るほどでしたので、却下。
法学部もメジャーですが、法律も政治も全く興味がなかったので、却下。
そこで浮かんだのが、商学部でした。
家が自営業と言うこともあり、学んだ知識は卒業後も生かせるのではないかと考えました。
商学科で学んだこと・役に立っていること
商学部では、1年から経済や経営など幅広く学びました。
3年からゼミに入り、労働経済学を学びました。
統計ソフトを使って、自分の興味のある分野(私の場合は、介護分野の労働環境)を調べることができます。
現在では、働き方改革などの議論が活発ですので、大学の頃に労働経済学を学べてよかったと思っています。
商学科の雰囲気
やはり、男子生徒の方が多かったです。
私はその環境に合っていたと思います。
女子が少ない分、友達になりやすかったですし、男子からも大切に扱ってもらえます。
学部の雰囲気としては、「勉強も遊びも思いっきり」という人が多かったように思います。
ですので、学部のゼミ対抗の野球大会やフットサル大会はいつも盛り上がっていました。
商学科の楽しかったところ
授業では、理論や歴史も学びますが、いずれにおいても現代の社会の問題に置き換えて考えられるのが楽しかったです。
商学部ですと、広いジャンルから学ぶことができると思います。
また、ゼミも楽しいです。
真面目に議論したり、ときどきお酒を一緒に飲んだり。
商学科のつらかった・大変だったところ
商学部は文系とはいえ、やはり数学が必須ですので苦労しました。
1年の微積分(高校の数3Cのような内容)、2年の統計学は必修でしたが、落としてしまう人もいたようです。
テスト前には友人と過去問を集め、食堂で勉強会を開くことで乗り越えました。
商学科の卒業後の就職先・進路
卒業後は、一般企業に勤める人が多いです。
学部の友人やゼミの先輩同期を見ていますと、金融関係が多かったように感じます。
地方にUターンする人も多く、私も地元オンリーで就職活動をしました。
在学中に、公認会計士や税理士の資格を目指す人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
社会人において経済の知識は必須なので、学部で学べたのは良かったと感じています。
商学部は先生の専門分野も幅広いですので、どこかしらに自分の興味のある分野があると思います。
数学が苦手だから…という人もいるかと思いますが、友人たちとのチーム戦でなんとかなります。
文系学部で迷ったら、商学部も是非選択肢の一つに入れてみてはいかがですか。
早慶系大学 商学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
もともと経済学部と商学部で迷っており、商学部のほうが経営やマーケティングに関する授業が多いとのことで、商学部を選びました。
学科は1つしかなく、選ぶことは特にできないのですが、それとなく経営と会計を専攻しています。
商学科で学んだこと・役に立っていること
商学部で、会計学をしっかりと勉強することができたことが、その後就職活動でも非常に役に立ちました。
たしかに他の学部にいても簿記などは自力でとることができるのですが、やはり専門の先生に教えていただくと基本的な考え方から理解できるので良かったと思います。
商学科の雰囲気
基本的にはとても真面目な生徒が多いです。
男女比率はだいたい5:1程度で、女子は非常に少ないと思います。
普段ちゃらんぽらんな人も、テスト前にはしっかりと勉強に取り組んでいるので、しっかりしている人が多いなあと思います。
商学科の楽しかったところ
商学部の楽しかったところは、英語で経営学やマーケティング、会計学などを学ぶことができたところです。
他の学部ではあまり英語での授業は行われていなかったのですが、商学部では盛んに英語の授業が行われています。
商学科のつらかった・大変だったところ
商学部のつらかったところは、微積分や統計学など、数学の科目が必須であったところです。
受験で英語、数学、地歴を選択した人と、英語、数学、小論文を選択した人がいるのですが、後者の場合はついていくことが非常に大変そうでした。
商学科の卒業後の就職先・進路
商学部の卒業生は金融系に進む人が多かったように思います。
しかし、特段それにこだわらず、他の進路に進む方も多いです。
また、公認会計士を目指している人も少なからず多くいるので、会計大学院に進んだり、資格留年する人もいます。
卒業後の所感・メッセージ
商学部は、確かにバカ商などと揶揄されやすいですが、それは受験生からの視点であって、入ってしまうと個人的には卒業もしやすく社会的地位は経済学部と変わらないので非常にコストパフォーマンスがいい学部と思います。
経済学部ですと、経済学の授業ばかりなのである程度数学ができないといけないのですが、商は理論が多いので、あまり数学ができなくても大丈夫です。
地方私立大学 商学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
まず、就職する時に、少しでも有利な学科をと考えていました。
そして、将来は会計系の仕事を希望していました。
簿記の資格や公認会計士の資格の取得につながる内容の授業を受けれる学科であり、将来絶対に役に立つと考えての選択でした。
商学科で学んだこと・役に立っていること
選択科目の中に簿記がありましたので、専門学校に行かずに大学で簿記が学べました。
そのまま資格が取得できたので、履歴書に書くことができましたし、知識が実際に仕事の場で役に立っていますので、選択して良かったと思います。
商学科の雰囲気
当時の男性と女性の比率は、男性:7、女性:3で、圧倒的に男性が多いことに驚きました。
男性が多かったので、女性は必ず誰かとカップルになっていました。
でも、ほとんどの人が将来を考えていたので、意識が高い人が多かったように思います。
商学科の楽しかったところ
就職に有利な資格を取得することを目標としている人が多く、そういった方ばかりだったので、勉強しても苦にならず、楽しかったです。
授業が終了した後も、皆で勉強したりしていましたし、その仲間と遊びに行ったりもして、毎日がとても充実していました。
商学科のつらかった・大変だったところ
資格を取得するのが当たり前のような雰囲気があったので、それを目標にしていない人には大変つらかっただろうと思いますが、私が知る限りでが、そういった人は特に見当たりませんでした。
将来のためなので、やりがいはありました。
商学科の卒業後の就職先・進路
就職先は、大手に内定をもらった人がとても多かったです。
ただ、大手でも仕事内容が会計系かといえばそうでもない人がたくさんいましたので、そういうものなのかなと思いました。
その他には、院に行った人も多かったです。
院に行くと、試験で一部の科目が免除になるからでした。
卒業後の所感・メッセージ
高校生の段階で、将来を完全に決めてしまうことは非常に難しいと思いますが、会計系の仕事、たとえば税理士や公認会計士を目指すならば、商学部商学科をお勧めします。
大学の授業でも足りないと感じたら、資格取得を目指すサークルに入るのも一つの手だと思います。
地方私立大学 商学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
高校生の時に税理士や会計士などの専門職の資格を取得したいと考えていました。
そして、基礎から会計学などの専門をしっかりと勉強することができる学部や学科を選びたかったという理由があったので、こちらの学部や学科を目指しました。
商学科で学んだこと・役に立っていること
現在は、事務接客の仕事をしています。
事務の仕事では大学時代に学んだ会計学や簿記が役に立っています。
スムーズに経理などの仕事をすることができるので、専門性を生かすことができているのではないかと考えています。
商学科の雰囲気
学校にも差があるかもしれませんが、男女の比率は8:2と男性が圧倒的に多かったです。
しかし、男女間に壁がなかったことから、話をしやすい雰囲気でコミュニケションを取りやすい印象がありました。
民間企業への就職を希望している学生が多かったことから、ガイダンスなどには積極的に参加をしている学生が多いです。
商学科の楽しかったところ
普通科出身の私にとっては、会計学や簿記、経営学などすべての授業が新しい専門の科目ばかりで、とても新鮮さを感じました。
また、学年を越えて勉強会が行われていたり、サークルなどを通して、たくさんの友達や先輩後輩と知り合うことができました。とても充実していました。
商学科のつらかった・大変だったところ
会計学や簿記の専門であることから、普通科出身の私は学んだことがない科目ばかりでした。
そのことから、すべての科目を基礎から学ぶことに苦労をしました。
また、民間企業への就職を希望していたので、ガイダンスに出席をしたりと忙しい部分もありました。
商学科の卒業後の就職先・進路
会計学や簿記のスキルを活かして就職をした学生は、民間企業の経理や事務、銀行などの就職先が多いようでした。
また、情報を専攻している学生はシステムエンジニアなどの専門職の仕事に就いていた記憶があります。
専門性を高めるために、大学院に進学したり、専門学校を選んだ学生の方もいました。
卒業後の所感・メッセージ
個人的には、専門性の高い講義を受けることができて、とても満足をしています。
大学で学ぶことは、楽しいですし、幅広い人間関係を築くことができます。
ただ、大学では自分から学ぶことが必要とされることから、自分で夢や目標を持つことが重要だと思います。
高校とは違い、自己責任となってしまう部分が増えてくることから、しっかりと自分を見失わずに行動することが大切です。
地方公立大学 商学部 商学部卒業生の体験談・口コミ
商学部を目指した理由
高校時代、私は将来の夢がまだ決まっていませんでした。
ただ、商品の企画をしてみたいとは考えていました。
そこで、マーケティングについて学べる商学部を選びました。
また、商学部では経営の知識や会計に関する知識など、将来働くうえで必ず役に立つような知識を学ぶことができるところも魅力に感じました。
商学部で学んだこと・役に立っていること
商学部で学んだことで役立っているのは、就職活動の際に、企業選びが効率よくできるところです。
経営理論や、財務表の読み方がなんとなくわかるため、今後も長く続きそうな企業はどこかということがわかります。
また、企業の経営理念から、企業の社風なども推測ではありますが読み取ることができるところは強みではないかと感じています。
商学部の雰囲気
商学部は文系学部の中でも明るい人が多いと感じます。
ただ、将来したいことが決まっていない人も多いので、学業への意識にはかなり差があると思います。
簿記などの資格を取るために懸命に勉強に励む人もいます。
一方で、ろくに勉強せず学校にも行かず遊んでいる人も多いです。
しっかりと目標を持ち勉強し続けられる人でないと勉強に専念するモチベーションを維持しづらいかもしれません。
また、私の通っている大学は男女比は1:1ぐらいです。
自分の努力次第で映画「ハチクロ」のようなキャンパスライフを送ることも可能です。
商学部の楽しかったところ
商学部では、経営者の方のお話を聞く機会が多く楽しかったです。
経営者の方は、リーダーシップがあったり、幅広い知識を持っていたり、個性的でユニークな方も多いです。
そのような人たちのお話を学生時代にたくさん聞くことができるのは商学部の良いところだと思います。
商学部のつらかった・大変だったところ
商学部でつらかったことは、簿記の勉強です。
簿記は得意・不得意や興味があるかないかということがわかれるのではないかと思います。
興味がある人、得意な人はどんどん簿記の資格を取得していました。
私は簿記が苦手だったので苦痛でした。
商学部の卒業後の就職先・進路
卒業後の就職先としては、金融に関する企業に就職する人が5割ほど、残りがメーカーなどに進むという状況でした。
簿記や企業経営に関して知識があることから、銀行、保険、証券に就職する人は本当に多いです。
ただ、メーカーへの就職でも生かせる知識はあるので、進路選択の幅は比較的広いように感じます。
卒業後の所感・メッセージ
進路を選択するときには、自分の特性と将来したい仕事をよく考えて決めるべきです。
国語、英語が得意だから文系の大学に行き、なんとなく興味のある学部を選ぶというような考え方はベターではありません。
文系大卒で就職活動をするとなると、営業職での募集が圧倒的に多いです。
あなたは人見知りしないほうですか?コミュニケーション能力は高いですか?
人と接することが好きなら文系の学部や商学部に入るとよいと思います。
ただ、もしあなたが人と接するより、黙々と作業をしたり、研究をしたりすることが好きでモノを作ってみたいなら、理系として大学に入ることも考えてみてはどうでしょうか?
自分の特性と将来やりたいことをよく考えたうえで、大学や学部選びを行うと、より充実した大学生活が遅れると思います。
「将来なりたい自分」になれるように全力で頑張ってください。
応援しています。
MARCH系大学 商学部 商業・貿易学科卒業生の体験談・口コミ
商業・貿易学科を目指した理由
得意科目が英語、数学だったので、それを武器にできる学科をさがしていったところ、商学部に行き着きました。
これを学びたい、あれになりたいという志が当時はなく(今もないが)、得意科目を最大限に活かすことを目的に志望先を決めてしまいました。
商業・貿易学科で学んだこと・役に立っていること
商学部という学部では大半の学生が簿記や会計の資格を取ります。
中には公認会計士などの難関資格を取得することを目的にしている学生も多いです。
しかし、他の学部と違って、商学部というのはビジネスに関することを科学的に研究すればいいわけだから、実はそれだけでなく、切り口は実は無限にあります。
消費者心理に傾倒してもいいし、商法などの法律系に熱中してもよいのです。
商学部というのは実はかなりあいまいな学部でとにかく自由に勉強してOKです。
商業・貿易学科の雰囲気
商学部は女の子が割りと多いと思います。
特に貿易とかになってくると、英語とか国際的なイメージが影響するのか派手目な女の子がわりと多いという印象がありました。
学生は私のように、成り行きで入ったやる気ない学生と、楽勝学部ということで入った学生がほとんどでした。
商業・貿易学科の楽しかったところ
商学部というのは、ビジネスに関連していれば何を勉強しても基本的には許される学部です。
商学部という文型学部でありながら、自然科学の講義をとったり、法学関連の講義ばかり取得したり、言語がビジネスに大事と考えるのであれば、言語ばかりとることもまた可能です。
縛られることなく好きなことを勉強できるのは楽しいと思います。
商業・貿易学科のつらかった・大変だったところ
自由に好きな講義を取れるといっても基本となる核みたいなものは存在します。
それはたとえば経営学であったり、経済学、経済原論と言った、必修科目です。
このあたりの科目は数学的な考え方が基本となるので、完全な理系アレルギーの人には少し厳しい勉強となるかもしれません。
商業・貿易学科の卒業後の就職先・進路
基本的に商学部の人が入れないのは研究職、開発、SEなどの理系職種です。
それ以外はどこでも入る可能性があります。
周りに多かったのは銀行系や証券会社でした。
営業系であれば化学や工業の会社でも入れるのでほとんど全ての会社に入れます。
卒業後の所感・メッセージ
商学部は会計や経理をやりたい人が入るべき学部です。
あとは会社でマーケティングをやりたいという人は商学部でいいでしょう。
将来会社を経営したいからという人も、役に立つ知識はあるでしょう。
それ以外の人はなるべく将来自分が何をしたいかということを決めてから、その学部に行くべきです。
どうしてもやりたいことが決まらない人は仕方ないので商学部にでも入ったらいいでしょう。
その代わり将来的には営業をする可能性が高いです。
中央大学 商学部 商業貿易学科卒業生の体験談・口コミ
商業貿易学科を目指した理由
貿易やマーケティングなどビジネスに関心があったので、大学で研究をしてみたかったからです。
文学も好きなので、文学部を当初志望していましたが文学部では就職が難しいと聞き次に興味のあったビジネスを研究できる商学部を志望しました。
商業貿易学科で学んだこと・役に立っていること
貿易論、国際政治経済学、マーケティング論など入学する前に気になっていたものは一通り学ぶことができました。
本当は大学院にそのまま進んで研究をしたかったです。
今、仕事をしていますが特に役に立っている場面はあまりありません。
ですが、ビジネスや国際政治などの話題には強いので上司の世間話などはついていけるのでそこは役に立っています。
商業貿易学科の雰囲気
雰囲気は、男性より女性が多いイメージがありました。
経済学部の方が男性が多いイメージがあります。
真面目な感じではなく文武両道というか勉強と遊びを両立している感じな学生が多い感じがします。
就活前に単位を一生懸命取る人も多くいました。
商業貿易学科の楽しかったところ
各国の経済論が勉強できたところです。
ヨーロッパや中国、ロシアなど主要な国々や地域の経済を研究でき、それがマーケティングや貿易論などへの理解も深まり商学部の研究の体系的な理解をすることができそれが楽しかったです。
商業貿易学科のつらかった・大変だったところ
つらかったというか大変だったのは、専門性がなかなか身につかないところでした。
面白い学問をやれていると感じてはいましたが、就活の際は苦労しました。
法学部や文学部の方が、教養科目など強制的に受ける授業が多い分管理がしやすい感じがします。
ある意味、自由が利きすぎるところが私にはあまり向いていませんでした。
商業貿易学科の卒業後の就職先・進路
私は、医療系の事務職へ進みましたが周囲は銀行など金融系が断とつで多かったです。
大学全体が金融に進む人間が多いのもありましたが、基本的に就職先は経済学部に近いところがあるかもしれません。
商社など専門性を生かしたところへの就職はあまり聞きませんでした。
卒業後の所感・メッセージ
学んだ国際政治経済などは、社会に出てからも新聞やネットなどそういったもので学べるものではあります。
しかし、とっつきにくい内容ではあるので大学で研究をすることによってそういった話題にすぐについていくことができます。
福岡大学 商学部 第二商学科卒業生の体験談・口コミ
第二商学科を目指した理由
家庭の事情で、学費、生活費を自分で稼ぐのが条件でした。
本当は、違う大学を受験したかったのですが、自分でやりくりしなくてはいけなかったため、一番安くて、合格しやすいところを選びました。
そのため、この1つしか受験していません。
第二商学科で学んだこと・役に立っていること
商学部では、チェーン店や車を例に、二社の経営を比較したり、戦略方法について学びました。
今までの私は、ニュースを見ていても、ただ見ているだけでした。
しかし、経営戦略を学んだことによって、企業に興味を持ち、理論的に解釈できるようになりました。
また、たくさんの時間があるので、お昼にいろいろなアルバイトができました。
夜のアルバイトも経験しましたが、一限目の授業が18時ですので、朝はゆっくりできました。
一緒に授業を受ける人は、一度社会人を経験している人、仕事帰りにくるサラリーマン、同世代、さまざまです。
学部での授業、同級生との関わり、全てにおいて、視野が広がりましたし、受け入れる力が身についたと思います。
第二商学科の雰囲気
男性がとくに多いです。
女性は数える程度です。
若い女性は、少し目立つかもしれません。
学生さんたちは、たくさん働いている人が多いと思います。
ある意味、学生という名だけついたフリーターのような気がします。
昼間と比較したら、華やかさを期待してはいけないと思います。
第二商学科の楽しかったところ
とにかく時間がたくさんあるところです。
また、いろいろな世代の人と仲良くできるので、自分次第では社会性が身につくと思います。
わたしは昼間のサークルと、夜のサークルと入っていたので、いろいろな友達が増えました。
第二商学科のつらかった・大変だったところ
夜間というだけで、引け目を感じることもありました。
また、授業が18時から21時なので、友達と時間が合わないことです。
学業に関しては、簿記に興味がある方であれば、問題ありませんが、私は簿記に興味がありませんでしたので、選択しませんでした。
商学部なのに簿記をしてないという劣等感はありました。
あとは、夜間の体育の授業は、夏は涼しいですが、冬は寒いです。
第二商学科の卒業後の就職先・進路
企業の営業が多かったです。
ニトリ、トヨタ、人材派遣、信託銀行などです。
また、昼間のアルバイトを続けている人は、そのまま社員になられる方もいました。
航空会社の飛行機の掃除のアルバイトを続けて、昼の時間に大型、中型の免許をとり、航空会社の貨物の方に就職した方もいます。
高校教師になった方もいます。
ちなみに私は航空会社の受付を経て、看護学校に行き直し、看護師として勤めています。
卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、いろいろな人と出会えたことだと思います。
とくに、福岡大学は名の知れた所ですし、医学部、体育学部とたくさんあります。飲み会も、多いです。
勉強だけで得られない社会経験があると思います。
学校に通う時間帯が遅いので、外は暗くて嫌だと思うこともありましたが、時間を有効に使えば、充実した経験ができると思います。
六大学の1つ 商学部 商業学科卒業生の体験談・口コミ
商業学科を目指した理由
英語が得意だったので、最初は他大の英文学科を第一志望にしていて、そちらと迷いましたが、英語が得意でも、文学にはあまり興味がなかったのと、就職にも役立つからと、親の勧めもあり、商学部を第一志望にしました。
商業学科で学んだこと・役に立っていること
商業は、会社やお店がある以上は決してなくならないものなので、大学で学んだことは、社会に出てからかなり有利でした。
また、社会に出て役に立つ資格も取得できたので、今現在の職場においてもとても役立っています。
商業学科の雰囲気
私の頃の時代は、商学部や経済学部というのは、男子学生の方が多く学ぶ時代で、女性は仏文や英文が人気でした。
でも、今の時代は、商学部は女性の方が増えて来ているそうです。
やはり女性の社会進出による時代の変化でしょうか。
商業学科の楽しかったところ
私の学生時代は、大学は遊ぶところというものだったので、毎日が楽しかった記憶にあります。
勉強も、ノートを写させてもらったり、試験の前には先輩から過去問のコピーをもらったりと、とても要領よく楽しい大学生活でしたが、いまは、時代は変わり、皆さんとても真面目に真剣に授業を受けていると聞きました。
商業学科のつらかった・大変だったところ
前問の通り、あまり、つらかったとか大変だったという思いではありません。
みんなと楽しく和気あいあいと勉強したり、要領よく試験の情報を入手して、試験に臨んでいたので、つらかったたころや、大変だったところは全くありません。
商業学科の卒業後の就職先・進路
保険会社や旅行会社だったり、通信会社だったりと、学部に関係なく、企業のイメージや好み等で就活をしていたので、皆、それぞれ色々な企業に就職しました。
警察に就職したクラスメイトもいました。
自分自身もマスコミに就職したので学部はあまり関係ないかもしれません。
卒業後の所感・メッセージ
卒業してから思うことは、素敵な仲間ができた学部だったな、ということです。
大学のカラーや学部のカラーもあるので、知り合いの人や、高校の先輩でその大学や学部に通っている人に聞き取りをして、自分に合うのかどうか見定めることで、楽しい四年間を過ごせるか、変わってくると思います。
千葉商科大学 商経学部 商学科卒業生の体験談・口コミ
商学科を目指した理由
卒業後の就職先がまだ決まっていなかったので、経済系の学部を卒業すればどんな業界にも就職先があると思い、商経学部を目指しました。
商学科にした理由は、興味が経済全体よりも商学に関することに向かっていたので、商学部にしました。
商学科で学んだこと・役に立っていること
経済全体ではぼんやりとしかお金や経済活動のことがわからなかったと思いますが、商学に特化した学部だったので、商売に関するあらゆることに触れる機会があったことが良かったです。
経営への苦手意識が少なくなったことも商学科を卒業したからだと思います。
商学科の雰囲気
男の比率がかなり多く男女比が9:1程だったので、ワイワイ賑やかでした。
付属高校からそのまま上がってきた学生も多くて、最初は付属組との壁がありましたが、段々と打ち解けてきてクラス全体の仲は良かったです。
学問を突き詰めようとするよりも、大学生活を謳歌しようとする学生が多かったことも事実です。
商学科の楽しかったところ
クラスに友達と講義後に食べ歩きしたり、麻雀をしたり、家に遊びに行くなど、大学外での活動が活発でした。
付属高校から上がってきた人達以外は、割と全国から入学した学生が多くて、地方出身者同士は仲が良くなるとのも早かったです。
昼を一緒に食べて、講義後にどこに遊びに行こうかと相談したりと楽しかったです。
商学科のつらかった・大変だったところ
大学の講師や教授によっては話す内容がとても聞き取りにくい方もいて、講義中苦労しました。
ノートを熱心に取っている人に見せてもらいながらテスト勉強していました。
サークルや部活が、文化系は実質遊びサークルになっていて、活動らしい活動もなくゲームばかりしていた記憶があります。
商学科の卒業後の就職先・進路
営業職に就職する人が多かったと思います。
専門的な知識を要する進路に進んだ人はあまりいなかったです。
市役所などの公務員になる人も多かったと思います。
製造系はあまり求人も来ていなかったです。
超一流企業というよりも、少し下の企業がメインでした。
卒業後の所感・メッセージ
楽しく大学生活を送るには良い大学で学部でした。
東京都新にも近いので、講義後はすぐに遊びに行けます。
バイトも東京でしたほうが時給が高いので、何をするにも市川のキャンパスから東京に行っていました。
試験もそれほど厳しくなく、大学生活を満喫できます。
「商学部で学ぶこと・学科」まとめ
企業活動やビジネスについて直接的に学問として扱う商学部は、大学に設置されているさまざまな学部の中でも、最も実学寄りの学問のひとつです。
商学部で身につけるお金の流れや経済についての知識は、就職や仕事で直接役立つことも多いです。
いま世の中で起きていることを学びたい、大学での学びを将来仕事で生かしたいと感じている人には向いている学問でしょう。
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