CADオペレーターの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

CADオペレーターを目指して就職活動を行うときに気になるのは、就職試験でどのようにふるまうべきかということでしょう。

本記事では、CADオペレーターの志望動機の考え方や面接の注意点、自己PRのポイントなどを紹介します。

CADオペレーターを目指すきっかけで多いものは?

CADオペレーターを目指す人の多くは、建築物をはじめ自動車や機械、アパレルなどのものづくりに携わりたいといった思いを持っているようです。

もともと建築やデザインに興味があり、そこからCADオペレーターの仕事を知り、実際に勉強してCADの楽しさや自分の適性を感じたという志望動機も比較的多く見られます。

もちろん、人によってCADオペレーターを目指すきっかけはさまざまで、なかには「技術があれば未経験でも求人がある」「手に職をつけたい」という理由で志望する人もいます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

CADオペレーターの志望動機の考え方

CADオペレーターとしての未経験者や経験が浅い場合には、「CAD」という日常生活ではあまり馴染みのないものに興味を持ったきっかけを軸に、志望動機をまとめていくとよいでしょう。

CADオペレーターは設計や製図に深く関わっていきますから、その仕事内容をよく理解したうえで、CADオペレーターとして何をしたいのか、素直な気持ちを伝えるようにしたいものです。

また、CADオペレーターは建築、機械、アパレルなどさまざまな業界で需要のある仕事です。

業界が違えば仕事の進め方なども異なるため、その業界を選んだ理由を含めて志望動機を考えることも大切です。

CADオペレーターの志望動機の例文

自分の経験を基にした志望動機

御社を志望した理由は、設計会社のなかでもよりデザイン性の高い設計を手掛けていることです。

もともと建築物が好きで、さまざまな建築を見ているうちに御社の設計したビルと出会い、感銘を受けました。

それからは自分でも図面を見るようになり、設計の勉強をするため、現在は専門学校で基礎を学んでいます。

採用されたあかつきには、多くの人の心に残る建築物をつくる御社の一端を担えるように努力いたします。

自分の夢や理想を盛り込んだ志望動機

もともとカメラが好きで、設計に関わりたいと考えていました。

専門学校でCADを学ぶうちに、カメラやカーナビなどの精密な電化製品を開発されている御社に興味を持ちました。

ユニバーサルデザインをとりいれ、その操作性が高く評価されている点にとくに強くひかれています。

御社のCADオペレーターとして、これからの時代の変化に対応できるような操作性の高い電化製品をつくっていきたいと考えております。

企業の特徴に合わせた志望動機

もともと設計や機械に関することに興味があったことがきっかけで、CADオペレーターの仕事に興味を持ちました。

女性が多く働いていること、年齢を重ねても働けることに非常に魅力を感じ、専門学校でCADを学びました。

御社の会社説明会に参加させていただいたところ、設計部門では女性も多く働いていると知り、自分もその仲間になりたいと応募した次第です。

早く先輩方とともに設計ができるよう努力を続け、後輩からも信頼されるCADオペレーターを目指していきたいと考えております。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

CADオペレーターの面接で聞かれること・注意点

CADオペレーターは専門的な知識やスキルを要する職業であるため、未経験者がCADオペレーターの採用面接を受ける場合には、「なぜ、この仕事をしたいと思ったのか」といった基本的なところがよく聞かれます

「手に職をつけてキャリアアップしたい」「自分の手がけた仕事が形になる喜びを味わいたい」など、やる気や熱意が伝わるようにアピールするとよいでしょう。

経験者であれば、前職での業務内容やスキル、取得資格について深く問われることが多いようです。

この仕事では経験やスキルが大きな評価ポイントになるため、遠慮なくアピールすることが大切です。

CADオペレーターの自己PRのポイント

CADオペレーターとして働くには志望動機も大切ですが、それ以上に「どれだけのスキルがあるのか」ということが重視されやすい傾向にあります

即戦力となれる人材を求める会社では、実務経験がなければ採用されないこともめずらしくありません。

しかし、教育体制が整っており、新人でも採用したいと考える会社では、本人のやる気や情熱・伸びしろを、志望動機や自己PRを通して確認したいと考えています。

たとえ現時点での経験や技術があまりなかったとしても、CADへの興味が強く、しっかりと勉強する意志があることや、自分が目指す将来の姿などをイメージしておきましょう。

CADも時代が進むにつれて進化しているため、働きはじめてからも新しい技術を習得する努力は欠かせません。

前向きに努力し、技術を向上させようという姿勢をアピールすることが何よりも大切です。

CADオペレーターの履歴書で気をつけるべきことは?

履歴書に志望動機を書くときは、

  • CADオペレーターを知った具体的な経緯
  • CADオペレーターになりたいと思った理由
  • 数ある業種から志望した理由
  • 仕事への熱意

といったことをしっかり含めることが大切です。

CADオペレーターは、携わる業種によって知識やソフトが変わるため、「なぜ、その業種を選んだのか」を志望動機に含めるようにしましょう。

また、既にCADの知識やスキルがある場合は、どのような仕事をして成果を上げてきたのか、ない場合はCADオペレーターになるためにどのような勉強をしてきたのかなどを具体的に書くとよいでしょう。

CADオペレーターの志望動機のまとめ

CADオペレーターは、専門的な知識やスキルをが要求される仕事です。

未経験の場合はとくに、なぜCADオペレーターになりたいと思ったのか、なぜその業界を選んだのかを伝えることが重要です。

経験者の場合はこれまで上げてきた成果や身につけたスキルを具体的に伝えるようにしましょう。

CADソフトは時代が進むにつれて進化していくので、就職後も学び続けようという姿勢をアピールすることも必要不可欠です。