アパレルメーカー社員の勤務・労働時間・休日・残業

一般的な勤務時間

アパレルメーカーの勤務時間は、一般的に本社勤務の場合、朝から夕方くらいまでの勤務となっています。

具体的には9:00~18:00くらいに設定されていることが多く、他業界の一般的な企業に勤める場合とほぼ同じような形と考えておけばよいでしょう。

営業、企画、デザイナー、パタンナー、事務などの職種の人が、このような勤務時間に該当します。

販売の仕事はシフト制が多い

一方、販売まで手掛けているメーカーの場合、店舗で働く販売職の人については、本社勤務の人とは別の時間帯で働くことが多いです。

店舗の営業時間に準ずる形になるため、9:30~20:30くらいの間で働くことが多いですが、通し勤務だと労働時間が長くなってしまうことから「早番・遅番」のシフトで働くケースが一般的です。

休日

アパレルメーカーの休日は、本社勤務の場合、たいていは土日が休みの「週休2日制」となっています。いわゆるカレンダー通りの休みとなるでしょう。

ただし、事情は会社の規定によって異なるため、それ以外の曜日を休業日としているところもあります。

とくに販売まで手掛けているメーカーであると、店舗は土日も無休で営業していることがほとんどであるため、本社社員が土日に応援に行くこともあります。

残業の状況

アパレルメーカーでの残業状況は勤務先や職種によっても異なりますが、本社勤務の場合、少しでも早く帰れるときは帰るといったようにメリハリをつけて働きやすいといえるでしょう。

ただし、デザイナーやパタンナーといった企画・製造に携わる部門で働いていると、新作発表の前などには遅くまで残って仕事をすることもあるようです。

営業であれば、クライアントとのやりとりのなかで残業して対応しなくてはならないことも出てくるでしょう。

販売職として働く場合には、セールや棚卸の時期はどうしても業務量が増え、残業が重なることもあります。