通訳の需要と求人・採用募集状況

通訳の需要はどの程度あるのか

通訳の仕事についてイメージしてみると、国際会議の同時通訳者を思い浮かべる人が多いかもしれません。

もちろん、このような国際学会や、ニュースなどの放送分野では、いまでも一定の通訳の需要があります。

一方、最近増えているのが一般企業での通訳の需要です。

かつての日本では、貿易商社や輸入関係など日常的に海外と取引をする企業以外では、外国語の通訳が必要となる場面がほとんどありませんでした。

しかし、インターネットの普及や国際化の進展によって、各業界のメーカーなどでも海外との取引を積極的に行う企業が増加しており、取引折衝や、企業間での会議での通訳依頼が急増しています。

また、外資による資本提携といった時代の流れのなかで、外国人の幹部を受け入れる企業も増えていることから、職場での通訳も需要が高まっています。

通訳の採用や募集状況

通訳の募集も、最近ではインターネットを通じて行われることが多くなりました。

通訳エージェントに関連するWebサイトから通訳として登録をし、ネットを介して電話やSkypeを使って通訳をこなすという新しい仕事のスタイルも登場しています。

もちろん、従来からの大手通訳エージェントには、さまざまな業界や団体からの依頼が舞い込みます。

多くの通訳者は1社だけの登録ではなく、複数の通訳エージェントに登録して仕事を請け負う人がほとんとです。

なぜなら、通訳という仕事に限りませんが、どうしても長く活動しているベテラン通訳者から先に仕事が依頼される傾向が強いからです。

まだ実績の少ない通訳者は、間口を広げて小さな仕事を地道にこなし、通訳エージェントの信用を得ながら徐々に大きな仕事につなげていくことが必要です。

また、複数のエージェントに登録していればそれだけ仕事の供給先が増えるため、安定して仕事を得やすくなります。

フリーランス通訳の場合、黙っていて仕事がもらえる人は限られています。

つねに積極的に自分をアピールして仕事を獲得することが必要となるでしょう。