車掌に向いている人、適性

自己管理ができる人

車掌の仕事は体力勝負であるため、日ごろから健康には気を付ける必要があります。もし乗務中に具合が悪くなってしまっても、自分一人のために電車を停めることはできません。

しかし、車掌が体調不良で冷静な判断ができない状態では、大きな事故につながってしまう可能性もあります。

そのため、日ごろから食生活に気を付ける、睡眠をしっかりとる、体力維持に努めるなど、自分自身で徹底した自己管理ができる人が望まれます。

人柄のよい人

車掌は小さな子どもからお年寄り、外国人まで、さまざまな人と接する仕事です。どんな人に対しても誠実な対応が求められるため、人柄のよさはとても大切なポイントになります。

自己中心的ではなく他人を思いやった行動ができる人、気配りができる人、また明るく前向きな考え方ができる人などは、車掌に向いているといえます。

冷静な判断ができる人

車掌の業務中には、急病人の発生や乗客同士の喧嘩、酔っ払いに絡まれるなど、さまざまなトラブルに見舞われることもあります。

そんな予期せぬ事態に直面したとき、車掌は冷静に、的確な判断を下して行動する必要があります。

もし大勢の人の命を預かる車掌がパニックになってしまっては、乗客たちも不安になって大混乱してしまいます。

すぐ慌てやすい人や頭が真っ白になってしまう人よりは、どんな場合でも落ち着いて客観的に状況を判断できる人のほうが、車掌には向いているといえるでしょうう。

集中力が継続できる人

乗務中は高い集中力を必要とします。実際の運転は運転士が行うものの、ドア開閉時の安全確認は車掌が行いますし、安全な運行のためには常に集中していなければなりません。

気が抜けない時間が多い分、いかに集中力を継続できるかは大事です。コツコツと粘り強くものごとに取り組む姿勢や、諦めない姿勢なども、車掌の仕事に生かせるでしょう。