考古学者に必要なこと、求められること

日々努力を続けること

考古学者にとって最も大切なのは、日々努力する気持ちです。考古学は人気のある学問ですが、未知のものを発見し、歴史を紐解いていくのは非常に大変なことです。

今、テレビや雑誌などで見かける有名な考古学者たちも、何年、何十年という長い時間をかけて研究を続け、ようやく成果が出たという人が大半です。

考古学の世界では、少し勉強すればすぐ有名になれるというわけではないのです。

一人前の考古学者への道はとても長く、険しいものと考えて努力をし続ける必要があります。

夢を持つこと

考古学の世界ではすぐに一人前になれるわけではないからこそ、夢を持ち続けることがとても大切だといえます。

なぜ、考古学を続けていきたいのか。誰に何と言われても、自分自身が考古学をやりたい理由。そういったことへの強い思いががあるとないとでは、考古学を突き詰めていくモチベーションも大きく変わってくるものです。

決してゴールのない学問だからこそ、やりがいもあるというものです。

どれだけ大人になっても夢を持って、そこに向かって一心にがんばり続けていく。そんな純粋な気持ちこそが、考古学者にとってはとても大切です。

謙虚な気持ちで人と向き合うこと

考古学者は常に謙虚にいる必要があります。

少し成果が出たからといって「自分は偉いんだ」と勘違いするようでは、たとえ考古学者としての知識は豊富にあっても、人々や社会から「素晴らしい考古学者」と支持を得ることは難しいでしょう。

実際、考古学者は人と触れ合う機会も多く、たとえば発掘調査をする際には必ず地域住民の協力を得なくてはなりません。

見知らぬ人たちがいきなり発掘調査にやってくれば、その地域に住む人たちは驚きますし、嫌な顔をする人も中にはいるでしょう。

そのような中、考古学者は「なぜ、この調査を行うのか」について地域住民に対してしっかりと説明をし、調査を進めていく必要があります。

適切にコミュニケーションをとることができれば、住民からその土地の情報を教えてもらうことができ、それによって、また新しい発見につながることもあるのです。

本を読んだり勉強をして自分自身で学ぶだけでなく、周囲の人から学ぶ謙虚な姿勢も大切にしたいものです。