国税専門官の苦労

増加する税金滞納者

長らく不況と経済格差で、低所得世帯は増加の一途を辿っています。そうした中で、住民税や固定資産税など、納税義務がある者が直接税務署に赴いて支払う「直接税」が滞納されるケースが増えています。

こうした租税の滞納を解決するのは国税徴収官の仕事ですので、従来と比べると過密な業務内容になりがちであると言われています。

時期によっては残業も

国税専門官と言えば刑事顔負けの「国税Gメン」である国税査察官を想像しがちですが、実際には全国の自治体に点在する税務署の窓口で働いている方もたくさんいます。

税務署の仕事は基本的には1日8時間で定時に帰宅することができますが、毎年2月中旬から3月中旬の年度末は確定申告の時期ですので、非常に忙しくなり残業が生じることもあるようです。

税金を徴収するというつらさ

国税専門官の仕事は、納税者に正しく税金を収めてもらうことです。しかし、誰しも税金を払いたくて払うわけではありません。

なんとかごまかして納税額を減らそうとする人、強硬に払わない人、払いたくても払えないという人など、さまざまな人に対応していかなければなりません。

法と人との間で悩む人も少なくありません。そうした部分で国税専門官が苦労することは多々あります。

常に勉強することが必要

国税専門官は日々変わる税法や脱税の手口を勉強していかなければなりません。

たとえば、現在は相続税が増税されるのではという懸念から、相続税の脱税が増えているという問題があります。こうした相続税脱税といったことに対してもトレンドをしっかりとキャッチし、素早く対応をしていかなければなりません。

法改正によって変わることもある複雑な税法に対する正しい知識を身につけるためには、仕事の合間にも勉強をし続けることが必要となってきます。新しいことを学ぶことが苦手な人にとっては苦労することとなるでしょう。