編集者の勤務時間・休日

勤務時間は不規則

基本的に編集者の勤務時間というのはあってないようなものです。

出版社など会社勤めの場合、9時始業で18時終業といった形が一般的ですが、定時きっかりで上がれることはほとんどありません。仕事量によっては何日も泊まりがけで働くことになります。

そして、昼寝をするために自宅へ一時帰って着替え、また出勤。

ようやく仕事が片付いたから二日間くらい休む、といった非常に不規則な勤務時間になることも珍しくありません。

編集者になりたいけれど、あまり残業はしたくない、定時出社の定時退社がいい、という考えの人は、そもそも編集者には向いていないと思っていいかもしれません。

時間の使い方を上手にする必要がある

ある記者が芸能人のスキャンダルを追っており、自宅前で二日車の中で泊まっていて、それでも捕まらないという状況がありました。

そして、その記者は編集長に「○○(芸能人の名前)がまったく自宅に姿を現しません」と言いました。内心は、もう帰りたいという思いでしょう。

しかし、編集長は「そっかあ。じゃあ、しばらく帰ってこれないね」と言って電話を切りました。

これは芸能雑誌の編集者の例ですが、このようなことは日常茶飯事です。

働かなければならないときはひたすら働き続け、締切が終わったあとに次の締切までの間ちょっと一息いれる。このような概念です。

つまり、働き終わるという考えが編集者にはないことがわかります。

ただし、年がら年中忙しいというわけでもありません。とくに忙しいのは月末月初で、中旬は比較的落ち着いています。

このタイミングで編集者は休暇をとったり、次の雑誌の企画などを練ります。

編集者の多くは、タイムマネジメントが得意になり、ほんの少しの時間にうまく息抜きをしているようです。

ジャンルによって勤務体系は異なる

自分が所属している編集部がどのようなジャンル(雑誌、書籍など)なのか、また、その発行物が週刊なのか、月刊なのか、季刊誌なのかによっても勤務体系はことなります。

しかし、上記にも説明しているように、雑誌はほとんどが定期刊行物なため、締切がある以上、勤務時間が不規則になるのは仕方ありません。

自分のやるべき業務が一段落しても、外部ライターに任せている文章がまだ上がってこない。カメラマンに依頼している写真が上がってこない。

こんなことがあれば、自分も帰れずに待たなければなりません。

出版社や編集プロダクションの編集者のなかには、すべて外部編集者やライター、カメラマンに丸投げして、定時出社、定時退社をしているような人もいるようですが、そのような会社で編集者になったとしても、仕事の醍醐味を味わうことは難しいでしょう。

編集者の勤務時間は非常にばらつきがあり、自分が担当している刊行物によっても変わってくるといえます。

仕事体験談