編集者になるための努力 (体験談)

編集者になるために努力すべきこと、これは人によって違うものですが、ここでは体験談として一例を紹介していきたいと思います。

1.プライベートでもアンテナを広げる

編集者という仕事柄、つねに10~30は企画案を持っていなければなりません。

企画が思い浮かぶのは、机に向かって頭を悩ませているときだけではなく、食事をしているときや、お風呂に入っているとき、あるいは寝る前などさまざまです。

しかし、一番いい案が出るのは決まって外に出ているときです。

商店街を歩いているときや、スーパーで買い物をしているときでも、企画の種はごろごろと転がっています。

それらを見落とさないように、日頃から編集者の目線で物事を見ています。

編集者になると、定期的に企画会議が行われます。

そこでは上司たちに「何かいい企画ない?」と必ず質問されるため、そこで答えられるかどうかで編集者としての評価は変わってきます。

「どうでしょうねえ」と首を振るのとでは、編集者の力量にも差が出ますし、上司の見る目も変わるのは当然のことです。

2.自分で時間を決める

本を作るということには、同時に締切も発生します。締切までの日数を逆算して、何日間でこのページを完成させて、何日間で取材を終わらせる、などといった時間の把握が必要となってきます。

直前で死に物狂いになっても終わるものではありません。良いスタートダッシュを決めることができれば、その後の時間の余裕が生まれます。

ライターやカメラマンなどのフリーランスに頼むときでも、必ずいつまでに提出するように、とはっきりと言わなければなりません。

その「いつまでに」を考えることができるのが編集者の実力です。

3.本を読む

本は日頃から読んでいます。電車の中や寝る前などがおもな読書の時間です。

有名な編集者が書いた本やフリーランスライターが書いた本などは、編集業務にも役に立つことが盛りだくさんです。

どんな本が売れているのか、定期的に書店に足を運んでチェックすることも重要です。

4.コミュニケーションを大切にする

フリーランスへの依頼、取材時のアポイント、取材のヒアリングなど、コミュニケーション力が高ければ、それだけ物事は円滑に進みます。

とくに取材時は、どれだけ相手と仲良くなって、相手の心の内をひっぱりだすかで良い本になるかどうかが決まります。

いろいろな人と親しくなり、人間関係を上手に構築する力を身につけておくと、編集者になってからは役立つこと間違いありません。

5.お酒にのまれない

編集者は絵に描いたようにお酒にのまれます。日頃のストレスや疲れをお酒で発散したり、歓楽街で発散したりするのがつねとなります。

しかし、お酒に溺れても仕方ありません。人生がより良くなるわけでも、いい企画が出るわけでも、上司に怒られなくなるわけでもないので、ほどほどにして、心身の調子を整えることのほうがよほど重要です。

このように、編集者になるために、人はみんな何かしらの努力を大なり小なりしています。

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