フラワーコーディネーターの仕事内容

大切な日を美しい花で演出

華やかな結婚式やレストランで行われるパーティーを美しい花で彩り、大切な空間の演出をするのがフラワーコーディネーターの仕事です。

講演会や祝賀会の際に壇上に飾る大きな花束、お店の開店記念やお葬式の際に贈られる花輪、オフィスビルの一角を彩る花瓶の中の花など、さまざまなシーンで花を通して人々に幸せを届けています。

フラワーコーディネーターの仕事は、クライアントの希望や予算をヒアリングしながら、どんな装飾にするのか打ち合わせをすることから始まります。

「花」と一口に言っても種類はさまざまで、色合いや大きさ、花言葉や予算など、それぞれに特色があります。

また、季節や会場の湿度・温度によって、飾るのに適している花とそうではない花があるので、綿密な打ち合わせが必要です。

豊富な知識や経験を活かしてクライアントの求めるイメージにぴったり合う花を選び出すのがフラワーコーディネーターの役割なのです。

センスを活かして制作を

花の全体のイメージが描けたら、実際に制作に入ります。

使用する花は、花びらの状態や蕾の大きさを確認しながらひとつひとつ丁寧に選び、茎をちょうど良い大きさにカットしたり葉を千切ったりして見た目を美しく整えます。

その後、メインとして飾る花と、いろどりとして周囲に添える花を絶妙なバランスで配置しながら、花束を仕上げていくのです。

同じ種類の花を使ったとしても、フラワーコーディネーターの腕によって花束の美しさが段違いに変わるのがこの仕事の面白いところです。

優れた色彩感覚や保存状態を良くする細やかな気配りがあってこそ、人の心を引き付けて最高の状態で咲き続ける花束を作ることができるのです。

花の管理も大切な仕事

打ち合わせや制作の合間を縫って行うのが、花々の徹底した管理です。

花は温度が上がると一気に開花が進んでしまうため、低温での管理が基本になります。

また、茎や葉の状態によっても鮮度が変わるため、細やかな手入れが必要になります。

フラワーコーディネーターは、気温や湿度を確認したり、茎や葉をカットしたり水を替えたりして、使用する花々を最高の状態に保てるように常に気を配っているのです。

この他にも、制作した花の発送や配送、店舗内の清掃など、こまごまとした作業を担当しています。

花屋や園芸ショップで働くフラワーコーディネーターの場合は、お客さんへの接客や販売も自分で行うことがあります。