フラワーコーディネーターのつらいこと・大変なこと・苦労

フラワーコーディネーターのつらいこと・大変なこと

低温の環境で仕事

フラワーコーディネーターの仕事は、美しい花に囲まれて優雅に花束を作るイメージがあるかもしれませんが、基本的には低温の環境の中で作業をしなければいけません。

多くの花は室温が高くなると一気に開花が進んだり、傷んでしまったりするため、花の美しさを保つには人にとって寒いと感じる低温環境が必要なのです。

特に冬場はつらく大変な作業が続き、手が荒れてしまうことも珍しくありません。

売れ残りの花を廃棄しなければいけない

フラワーコーディネーターとしてつらいことは、努力して美しく仕上げた花たちが売れなければ、自分の手で廃棄しなければいけないことです。

花の命は短いため、満開を迎えたり売れ残った場合には、生花を扱っている以上廃棄をすることもあるのはやむを得ません。

特に母の日やクリスマス、バレンタインデーなど繁忙期には、何ヶ月も前から準備をしてたくさんの花束やブーケを制作し、店頭に並べます。

しかし、当然ながら商品はいつも完売するわけではなく、ありったけの想いを込めて作り上げた花束も、売れ残ってしまえば状態はどんどん悪くなる一方です。

イベント終了後も違う形で販売できる商品であればよいですが、母の日のカーネーションやクリスマスのポインセチアのような花は、イベント当日を過ぎてしまうとそうそう売れるものではありません。

最終的に売れ残りの処分問題と隣り合わせになってしまうのは、制作者としてつらいことです。

長時間労働することもある

フラワーコーディネーターの仕事は、長時間労働することもあります。

結婚式やパーティーなどのイベント希望日時までに、会場の装花を完了させなければいけないため、夜遅くまで作業をしなければ間に合わないことあるでしょう。

またイベント後の撤収作業も必要なため、特にジューンブライドの6月は結婚式場の仕事が多くなり、依頼が殺到して忙しくなります。

土日祝日にイベントの仕事が集中するため、休みも不定期になりがちです。

フラワーコーディネーターの悩み

フラワーコーディネーターの悩みは、体に負担がかかることです。

たとえば1日中手を使って植物を触る作業をするので、植物の棘や茎で手を切ってしまったり、草花でかぶれてしまったり、洗いすぎて手が荒れることも珍しくありません。

特に皮膚が弱い人や敏感な人の場合は、毎日の作業にとても神経を使っているようです。

また花を保管しておくための保冷庫に入ったり、冷たい水の中に手を入れたりすることが多いため、冷え性が悪化してしまう人もいます。

花に適した低い温度での仕事が必須となるため、お風呂に浸かったり、適度に運動をすることで解消する人が多いようです。

またイベントスペースに大量の花を運び込んだり、アレンジメントを制作する際に不自然な体勢のまま作業し続けなければいけないなど、体力勝負の重労働であることに悩んでいる人もいます。

体力に自信がない人は、今から体力をつけておくと安心でしょう。

フラワーコーディネーターを辞める理由で多いものは?

フラワーコーディネーターを辞める理由で多いものは、人間関係です。

特に花屋や園芸店は、家族経営や小規模経営の店舗が多いため、うまく馴染めずに働きづらさを感じてしまう人もいます。

きつい言葉をかけられたり、口下手な職人気質な人とコミュニケーションがうまく取れずに、働き続けるのが辛く感じてしまうようです。

もちろん大きな企業や規定が整っている会社で働くこともできるので、職場を選ぶ際は店舗の雰囲気を見たり、先輩社員から話しを聞いて決めるとよいでしょう。

また早朝勤務や残業が多く、土日出勤が当たり前の職場では、子育てとの両立が難しく、フラワーコーディネーターを辞める選択をしたという人もいます。

ただし正社員だけではなく、パート・アルバイト、業務委託、フリーランスなどさまざまな働き方ができるので、雇用形態を変えて続けることも可能です。