動物飼育員になるための大学(学部)・専門学校

学校に通うことは必要?

動物飼育員になるために、必ず通わなくてはならない学校はありません。

ただし、動物飼育員は動物の生態に関する専門知識や飼育経験が必要とされる仕事であるため、大学や専門学校で関連する内容を学び、そこから就職を考える人が多くなっています。

ここでは、動物飼育員を目指す人がどのような学校を選べばよいのかについて紹介します。

大学

四年制大学から飼育員を目指す場合、畜産学や動物生態学などを専攻することが近道になると考えられます。

これらは農学部、理学部などに置かれていることが多く、動物の飼育に関する知識、また野生動物と自然環境との関係性などについてアカデミックに学ぶことができます。

大学の場合、動物に関する専門知識以外にも、語学や一般教養などを学ぶ時間が比較的多くあることや、まったく異なる道を選ぶ学部・学科の学生と多く触れ合いながら、より視野の広い人間を目指していくことができるでしょう。

卒業後、自治体が運営する動物園で働きたい場合は公務員採用試験を受ける必要があります。自治体によって異なりますが、試験は「大卒以上」の学歴でしか受けられないものもあります。

また、動物飼育員には特別な資格や免許は必要ありませんが、国家資格である「獣医師免許」を取得すれば、「獣医師」という枠で動物園に就職することも可能になってきます。

国家資格の受験資格を得るための獣医系大学には6年間通う必要があり、難易度も高いですが、免許があれば仕事の幅も広がり、大きな強みになるといえるでしょう。

専門学校

専門学校の場合、より就職を前提としたカリキュラムが組まれていることが多いことが特徴です。

基本的に2年制となっており、1年目は座学中心で知識を学び、2年目は実習を通して専門性を高めていくことが一般的です。

動物関連の専門学校では、動物飼育員以外にも水族館で働く飼育員や、トレーナー、トリマー、動物看護師など、目指す職種ごとに学科・コースを設けているところもあります。

大学とは異なり、一般教養などはほとんど学びませんが、とにかく短期間で専門知識を身に付けたいとう人にはよいかもしれません。

また海外実習など、学校ごとに特色あるカリキュラムを打ち出していることも特徴の一つです。