コンサルタントの現状と将来性

日本にも浸透してきたコンサルタント

「コンサルタント」という職業は、もともとは海外の企業で始まったものであり、昔の日本にはそういった名称の職業はありませんでした。

社内で起きている問題は社内の人間で解決をするのが基本で、経営戦略や企画立案など企業の大切な方向性を決める問題を外部の人間に託すという発想そのものがなかったのです。

しかし、1980年代に入ると、バブルの影響で日本が経済的に成熟してきたこともあり、少しずつコンサルタント企業が増えてきました。

現在では、外資系企業から国内の企業まで実にさまざまな企業がコンサルタント業を行っています。

就職活動を行う学生にとって憧れの職業のひとつともなっており、毎年優秀な学生が内定争いを繰り広げている業界です。

企業再生の切り札として活躍

リーマンショックが起きた後の2009年以降は、コンサルティング業界にも少し不況の波が押し寄せていました。しかし、業界として活気を失っていくということではありません。

グローバル化する社会のなか多くの企業では課題が山積みとなっており、コンサルタントの使命もたくさん残っているのです。

たとえば、「海外の企業との合併や買収」「海外の客をターゲットにした新商品や新事業の開発」「現地法人の設立」「海外の人材の起用」などは、今後多くの企業が立ち向かっていかなければいけない課題です。

あるいは競争力に欠ける国内の中小企業の場合、雇用システムの見直しや経営の立て直しなど根本的なことから取り組まなければいけない可能性もあります。

こうした変化や進化を支えるため、コンサルタントには今後もさらに専門的な知識とスキルを活かした活躍が求められるでしょう。