コラムニストとジャーナリストの違い

ジャーナリストとは

コラムニストのなかにはジャーナリストとして活躍する人も数多く存在します。

コラムニストとジャーナリストにはどのような違いがあるのでしょうか。まずはジャーナリストについて考えてみましょう。

そもそも「ジャーナル」とは「日刊」をあらわすラテン語が語源で、日刊新聞、週刊誌、月刊誌などの「定期刊行物」という意味です。

つまり「ジャーナリスト」とは新聞や雑誌などの媒体(メディア)へ定期的に記事などを提供する人およびその職業のことになります。

また、ニュースや事件、事故、出来事などを取材し、記事や番組などを広く伝える言論活動を「報道」といい、報道機関やその活動、業界を総称して「ジャーナリズム」といいます。

ジャーナリストには報道機関に勤務する人もいれば、フリーランスも存在します。

明確な違いはありませんが、報道機関の社員であれば「記者」、独立すると「ジャーナリスト」と呼ばれることが多いようです。

徹底的な取材で事実を追究し、現状や関連事項を報道するジャーナリストは、報道姿勢や報道能力が問われる職業です。

勝手に自称する場合をのぞき、社会的に認められた存在であるといえるでしょう。

コラムニストとは

定期的に新聞や雑誌などの媒体(メディア)へ記事などを提供するという点においては、コラムニストの業務内容も同様です。それではジャーナリストとはなにが違うのでしょうか。

そもそも「コラム」には、柱や円柱という語源から「新聞などの囲み欄」という意味があります。

たとえば日刊新聞に掲載される記事のなかで、ニュースもコラムも執筆者は新聞記者という場合もありますが、ニュース担当者がジャーナリスト、コラム担当者がコラムニストということになるのではないでしょうか。

つまりニュースのような時事的、社会的な記事を客観的に執筆する人のことをジャーナリストといい、客観的な事実をふまえたうえで主観的な意見もまじえたコラムを執筆する人のことをコラムニストという傾向があるでしょう。

ただし、ジャーナリストがコラムを書くこともあれば、コラムニストが定期刊行物のメイン記事を担当することもあります。

そのためコラムニスト兼ジャーナリスト、ジャーナリスト兼コラムニストがたくさん存在するのです。

コラムニストとジャーナリストには提供する記事がコラムかニュース(またはメイン記事)かという違いはあるものの、実際にどちらを名乗るかは本人の意志や社会的認知によるといえるでしょう。