コラムニストの1日のスケジュール・生活スタイル

コラムニストの業務スケジュール

コラムニストの生活

コラムニストは、新聞社出版社、編集プロダクションの社員の場合もありますが、基本的にはフリーランス(個人事業主)です。

フリーランスのコラムニストは、一般的な会社員のような勤務時間や休日は定まっておらず、自由度の高い職業であるといえます。

しかしそのぶん社会的信用や生活保障はありません。

そのため依頼された仕事をとにかく断らず、多くの連載を抱えて、昼夜問わず、休みなく働くコラムニストもいるようです。

またフリーランスのコラムニストのなかには専業ではなく、別に本業があったり、主婦業のかたわら副業でコラムを執筆したりする人もいます。

本業や家事、子育てなどの合間に、効率よく働くことのできる職業であるとも考えられます。

執筆時間はひとそれぞれ

専業のコラムニストであれば、とにかく担当編集者とやりとりをして依頼されたコラムを執筆する毎日となります。

決まっている時間は原稿を納品する締切だけで、何時に仕事を始め、何時に仕事を終えるかという生活のリズムは、コラムニストによって千差万別です。

執筆時間についても朝型の人もいれば夜型の人もいます。

ただし、仕事の依頼元の担当編集者などは会社員のため、業務に関するやりとりは、平日の朝から夕方や夜までの勤務時間内に行います。

執筆以外のネタ探し

コラムニストにとっては、コラムの執筆以外のネタ探しも重要な作業で、場合によっては取材に出かけることもあります。

ただし旅行やグルメなどに関するコラムニストであっても、取材にかかる経費はコラムニストの自己負担という場合もあります。

経費が出るような実績のあるコラムニスト、あるいは大手出版社などの仕事であれば、取材に奔走する生活をおくる人も珍しくありません。

たとえ経費は自己負担でも、さまざまな情報収集は欠かせません。

コラムニストは休みであっても日常的にネタ探しをしている職業であるといえるでしょう。

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フリーランスで働くコラムニストの1日

9:00 起床
10:00 担当者との打ち合わせ
連載しているコラムについて、担当者と電話で打ち合わせをします。

既に文字数や金額については決まっているため、具体的な内容や締め切りについて確認します。

10:30 執筆
依頼されたコラムを締切に合わせて執筆し、できあがるとメールで送信します。

短時間で書きあがることもあれば、何日も推敲することも珍しくありません。

12:00 取材に出かける
次回のコラム執筆に向けて、あらかじめ打ち合わせしていた取材に出かけます。
13:30 取材開始
担当者とともに現地に出向き、取材を行います。

取材中はカメラやICレコーダーを使って、内容に漏れがないよう記録していきます。

15:00 終了・帰宅
担当者と別れ、帰宅します。

帰宅後は取材内容を簡単にまとめておき、大まかな構成を考え編集者に送ります。

17:30 原稿チェック
雑誌の担当者から掲載予定のコラムの原稿が送られてきたため、誤字脱字はないか、改変されているところはないかなどを確認します。

挿絵や写真が入るとぐっと雰囲気がかわります。

19:00 仕事終了
執筆を終えても、ほかのコラムニストが書いた記事を見たり、本を読んだりと情報収集は欠かしません。

また、仕事が詰まっているときは深夜でも執筆を行います。