【2021年版】コラムニストの仕事内容・なり方・年収・資格などを解説

「コラムニスト」とは

新聞、雑誌などのメディアに掲載される短い文章を、主観的な見解を交えて執筆する。

コラムニストは、新聞、雑誌、ウェブサイトなどのさまざまなメディアに掲載される「コラム」を執筆し、文章を提供する人のことをいいます。

コラムとは、ニュース以外の評論やエッセイなどの短い文章で、客観的な事実をもとに主観的な見解を挟んだ囲み記事のことをいいます。

社内の新聞記者や編集者などが自らコラムを執筆することもありますが、一般的には、フリーランスあるいは外部からのコラム提供者のことをコラムニストと呼びます。

なるために絶対に必要とされる学歴や資格等はなく、新聞社や出版社で記者および編集者として経験を積んだのち独立する人が多くなっています。

ただし、実力や人脈さえあれば、この方法に限らずコラムニストになれる可能性はあり、インターネット上で活躍する人も増えつつあることから、チャンスは確実に増えています。

出版不況や原稿料の下落など厳しい面もありますが、デジタルコンテンツが主流になりつつ今、コラムニストが活躍できる場も広がりを見せ、爆発的な人気を博すことも考えられます。

「コラムニスト」の仕事紹介

コラムニストの仕事内容

自分の考えや体験をコラムに書き、メディアに提供する

コラムの内容や書き方は人それぞれ

コラムニストの仕事内容は、コラムを執筆することです。

コラムとは、新聞・雑誌・ニュースサイトなどに掲載される、ニュース以外の記事のことです。

ニュースとの違いは、事実だけではなく、個人的な分析・意見が含まれていることです。

評論をはじめ、人生相談コーナーやおすすめのものやイベントを紹介するコーナー、広い意味ではエッセイも含まれます。

社内の新聞記者や編集者などがコラムを執筆することもありますが、一般的にはフリーランス、あるいは著名人などの執筆を依頼することが多く、コラムを書くことを仕事としている人をコラムニストと呼びます。

担当編集者やりとりをして、掲載コーナーのテーマやタイトル、文字数・締め切り・原稿料などの指示を受けた後、読者ターゲットや担当編集者などの意向を考慮し、コラムを執筆します。

特定のジャンルで活躍する人も

どのようなコラムを書くのかも、コラムニストによって違い、さまざまな種類のコラムニストが存在します。

たとえば政治・経済などの分野から、料理・グルメ、旅行、ファッションといったエンターテインメントに関わるもの、医療、科学など専門的な分野まで幅広いのが特徴です。

執筆対象は非常に多種多様で、専門分野があるコラムニストは、さまざまな経験を経たのちに、その経験を生かしたコラムニストとなるパターンが主流です。

本業は別にあり、その仕事に関わる専門分野についてコラムを執筆する兼業コラムニストもいます。

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コラムニストになるには

文章力を身に付けて知名度を上げる

文章力を磨き経験や実践を積む

コラムニストは原稿を執筆する文筆業ですから、文章力が必要です。

文章を書くことは誰にでもできますが、わかりやすいコラムを書くためには、それなりの技術が求められます。

コラムを書く文章力を身につけるために、学校やスクールに通う人もいますが、こうした勉強をせずに文筆業をしている人もいるため、実際は実力次第と言えるでしょう。

かつては実績を積んだ新聞記者や雑誌編集者が独立する流れがありましたが、ブログやSNSなどを活用してコラムニストになる人も見受けられ、とにかく経験や実績を積み評価されることが近道です。

継続していくには知名度や人脈も重要

コラムニストがどんなにおもしろいコラムを書いたところで、原稿を買い取ってくれる出版社などのクライアント、またはスポンサーがなければ仕事として成立しません。

そのため継続して仕事をもらうためには、実績を上げ、知名度を上げていかなくてはなりません。

近年ではブログやSNSなどを活用して自身のコラムを発表し、インターネットから人気に火が付いたコラムニストも多いため、さまざまな形で営業をしていくことが大切です。

コラムニストとして知名度がアップすれば、仕事量が増えるだけでなく、メディアへ露出したり、本を出版したりと、より仕事の幅も広がっていくでしょう。

また、一般的にはコラムを掲載してくれるメディアの編集者から仕事を依頼されますから、コラムニストを必要としている編集者とつながりをもつこともポイントです。

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コラムニストの学校・学費

学歴や文章の勉強は必ずしも必要ではない

コラムニストになるためには、学歴はとくに関係なく、有利な学部もほとんどないといえるでしょう。

文章力は読書によってみがかれることもありますし、独学でコラムの書き方を勉強することもできます。

実際コラムニストとして活動している人の中には、文章の書き方を一切勉強したことがないという人も少なくありません。

ただコラムニストになりたいけれども文章力に不安がある、人脈を作りたいという人は、文章修業系のスクールで講座を受講してみるのもひとつの方法です。

そのほか、カリキュラムにマスコミ論のある社会学系の学部、新聞記者向きの政治、経済系の学部、執筆対象の専門分野に関する学部がある大学や短大、専門学校など、進学先はさまざま考えられます。

コラムニストの資格・試験の難易度

資格よりもセンスや考え方が重要視される

コラムニストに必要な資格はありません。

資格の有無よりも、コラムニスト独自の考え方やオリジナリティのある文章が求められるため、他の人と違うセンスや考え方があるかどうかのほうが重要視されます。

文章力に関しても、資格を得て正しい日本語で文章を書くことももちろん大切ですが、多少荒削りでも読者をひきつける文章を書けることの方が魅力ととらえられることの方が多いです。

ただし、自分の得意分野でコラムを書く場合は、専門的な知識を披露するためにさまざまな資格を取得し、肩書きを得ている人もいます。

資格を取得することで、よりクライアントや読者からの信頼度は増し、仕事を得る際にも有利となるでしょう。

コラムニストの給料・年収

原稿料によって収入を得る

力量や人気などによって大きな差がある

コラムニストにはさまざまな勤務形態があり、新聞社や出版社、編集プロダクションなどの社員であれば、給料というかたちで収入を得ることになります。

一方、フリーランスのコラムニストの場合は、コラムの原稿料と引き替えに著作権を出版社などに委ねますので、原稿料以外の印税収入はありません。

コラムニストの力量や人気などによって大きく異なり、収入がゼロに近い人もいれば、1本のコラムで数十万円も稼いでしまう人もいます。

新聞や雑誌で連載が続けば安定した収入を得られますが、こうした定期的な仕事を依頼されるのはごく一部のコラムニストのみです。

近しい仕事であるライターの場合、平均年収は500万円前後とされており、コラムニストも平均は同程度であると推測されます。

著作権に関する収入の違い

エッセイストとコラムニストには著作権に関する違いがあります。

エッセイストの場合は、著作権が執筆者本人に帰属し、エッセイ集を単行本(または文庫本)で刊行する際に、印税収入が発生します。

一方で、コラムニストの場合は、コラムの原稿料と引き替えに著作権を出版社などに委ねますので、原稿料以外の印税収入はありません

一般的な相場は400字で5000円ほどといわれていますが、ウェブサイトの場合、原稿料は下がる傾向にあります。

近年はこの相場がどんどん下がる傾向にあり、一部の人気コラムニスト以外は副業・または本業を持ちながらコラムを書き生計を立てている状態です。

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コラムニストの現状と将来性・今後の見通し

メディアが広がり、発表の場やチャンスは増えている

出版不況や原稿料の下落など、コラムニストにとってマイナスな面もある状況ですが、電子書籍の売上は飛躍的に伸びており、コラムを掲載するウェブサイトも増加しています。

近年ではブログやSNSなどで誰もが手軽にテキストを発信できるようになり、そこから実力を認められコラムニストになる人も増えました。

インターネットの普及によって、さまざまな経歴の人がコラムニストになるチャンスは確実に増えており、爆発的な人気を博すことも考えられます。

またデジタルコンテンツ産業はこれからどのような進化を遂げるか、伸び代は未知数です。

情報化社会においてどのようなコラムをどのようなスタイルで発信していくのか、イノベーションを起こす可能性を秘めた職業であるといえるでしょう。

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コラムニストの就職先・活躍の場

フリーランスで活動している人がほとんど

コラムニストは、基本的にどこかに所属することなく、フリーで働いている人がほとんどです。

また、芸能人などの著名人や、ある特定の分野に秀でた人など、本業を持ちながらコラムを書く人も少なくありません。

近年では、コラムニストが書く文章だけでなく、コラムニスト自身の人となりに注目が集まることが増えています。

「どんな文章を書いたか」よりも「誰が書いたか」が評価のポイントとなってきており、コラムニスト自身の人気が売り上げや購読者数にも大きく影響します。

コラムを書く場所としては、かつては新聞や雑誌が中心でしたが、インターネットメディアに掲載されるコラムも増えてきました。

ブログやSNSの普及によって誰もがテキストを発信できるようになり、こうしたツールを活用してコラムニストになる人も増えています。

コラムニストの1日

その人によってスケジュールはばらばら

フリーランスのコラムニストは、一般的な会社員のような勤務時間や休日は定まっておらず、自由度の高い職業であるといえます。

決まっている時間は原稿を納品する締切だけで、何時に仕事を始め、何時に仕事を終えるかという生活のリズムは、コラムニストによって千差万別です。

<あるコラムニストの1日>

9:00 起床
10:00 担当者と連載原稿についての打ち合わせ
10:30 コラムの執筆
12:00 取材に出かける
13:30 担当者とともに取材開始
15:00 終了・帰宅
17:30 出版される原稿のチェック
19:00 仕事終了

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コラムニストのやりがい、楽しさ

好きなことが仕事になり、自由度も高い

コラムニストを志す人は、基本的に文章を読むことも書くことも好きな人ばかりで、好きなことを仕事にできるという点では非常にやりがいが感じられるでしょう。

コラムに書く内容についても、なにをどのように書くかは、自分の得意分野や好きなことを生かすことができるので、その点も大きな魅力です。

また、どのような仕事を選ぶかをはじめ、仕事量、仕事の時間、仕事をする場所などは基本的に自由です。

実際に、主婦業のかたわら副業的に活躍する女性コラムニストや、地方で暮らしながら都市部での仕事を請け負うコラムニストなども少なくありません。

こうした自由度の高さは、大きな魅力を感じる点であると考えられます。

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コラムニストのつらいこと、大変なこと

保障がなく不安定な仕事でもある

フリーランスのコラムニストの場合、一般的なサラリーマンに比べると自由な面が多いのは事実ですが、そのぶん社会的信用や生活保障はありません

病気などをして仕事を休まざるを得なくなったとき、収入がなくなってしまうこともあり得ますので、非常に不安定な仕事ともいえます。

スケジュールの組み立て方を工夫しなければ、必要な休みを取ることができないため、仕事量や執筆のスピードを考えるマネジメント能力も必要です。

また、コラムニストは実際に原稿を依頼してくれる出版社などがなければ仕事になりません。

突然契約を打ち切られれば、感情的につらいだけでなく、新たな仕事を探さねばならず、両方の面で苦労することになります。

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コラムニストに向いている人・適性

さまざまな知識や独自の思考力を持つ人

コラムニストを目指す人の多くは、文章を書いたり読んだりするのが好きな人ですが、ただ好きなだけでは、コラムニストになることはできません。

コラムニストが執筆するコラムのテーマは多岐にわたり、その執筆対象によってはさまざまな知識や思考力が必要とされます。

知識量に裏打ちされた豊かな感性と、人とは違ったオリジナリティのある人はコラムニストに向いているといえるでしょう。

またコラムを執筆するときには、編集者の意向や読者ターゲットに即した内容を提供しなくてはなりません。

短い文章のなかで編集者を含めた読者の心をぐっとつかむようなコラムを執筆することができるかどうか、一般的な文章力に加えて、きらりと光る感性のある人はコラムニストに向いているといえるでしょう。

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コラムニスト志望動機・目指すきっかけ

自分の意見を多くの人に発信したい

コラムニストを目指す人は「自分で好きな文章が書きたい」「自分の意見を世の中に発信したい」という思いがある人が多いようです。

また、「自分の考えや世界観を文章で表現したい」という人もいます。

文章を書くのが好きな人にとっては、コラムニストは趣味が仕事になる夢のような仕事でしょう。

また、コラムニストのなかには「本業を持ちながらコラムを書いていたら、コラムが本業になっていた」「ブログで発信していた文章が企業の目に留まり、そのまま仕事になった」という人もいます。

特定のジャンルで活躍する人のなかには、文章の仕事を引き受けているうちに、知らず知らずのうちにコラムニストになっていた、という人も少なくありません。

コラムニストの雇用形態・働き方

副業・兼業のコラムニストも非常に多い

コラムニストは、フリーランスとして活躍する人が多く、特定の企業や団体に所属して活動しているという人は少ないです。

また新聞記者や雑誌編集者、ジャーナリスト、エッセイストなど、本業がコラムニストではないにもかかわらず、コラムを執筆するという人も多く存在します。

そうした兼業コラムニストは、本業の専門分野、あるいはそのほかの得意分野にまつわるコラムを提供するのが仕事です。

兼業コラムニストは、本業と同時進行で執筆をこなす必要があるという点に特徴があります。

仕事と仕事の合間のような短い時間でコラムを執筆する毎日ですから、マルチタスクな才能のある人は非常に向いているといえるでしょう。

コラムニストの勤務時間・休日・生活

執筆時間以外にもアンテナを張る毎日

兼業や副業ではなく、専業のコラムニストであれば、とにかく担当編集者とやりとりをして依頼されたコラムを執筆する毎日です。

コラムニストにとっては、コラムの執筆以外のネタ探しも重要な作業であり、場合によっては取材に出かけることもあります。

たとえば、グルメ系コラムニストの場合は食べ歩きをしてお店の情報を収集したり、社会派コラムニストの場合は話題の人物に取材をしたりなど、机に向かう以外の仕事もこなします。

たとえ経費は自己負担でも、ほかの一般的な作家と同様、さまざまな情報収集は執筆活動をする上では欠かせません。

コラムニストは休みであっても日常的にネタ探しをしている職業であり、仕事とプライベートの境目がつけづらい仕事であるともいえます。

コラムニストの求人・就職状況・需要

コラムニストとしての求人はない

現状、コラムニストとしてどこかの会社に所属するということはほとんどなく、コラムニストとしての求人はありません

新聞社や編集プロダクションなどでコラムを執筆することはありますが、それはあくまで仕事の一環であり、「コラムニスト」としての仕事ではありません。

コラムニストになる・仕事をもらうためには、人脈を作る、作品をインターネット上で発表する、投稿サイトなどに投稿するなど、さまざまな手段で自分をアピールしていく必要があるでしょう。

実際にインターネット上で発表していた作品がきっかけでコラムニストとしてデビューしたり、雑誌や新聞で連載を開始したりする人は非常に多いです。

コラムニストの転職状況・未経験採用

未経験からでもチャンスはある

近年はインターネット上でコラムを発表する人が増え、そこで人気を得て本を出版したり、本格的にコラム執筆をスタートしたりする人も少なくありません。

そのため、未経験からでもコラムニストになるチャンスはあるといえるでしょう。

ただし、コラムニストとして生計を立てていくのは難しいため、まずは趣味や副業としての感覚で執筆を始めてみるのが良いでしょう。

こつこつと作品を発表していれば、固定ファンがつき、編集者やメディアの目に留まり、コラムニストとしてデビューすることも夢ではありません。

また、インターネット上で人気が出れば、ブログやホームページなどを立ち上げ、そのアフェリエイト収入など広告によって収入を得るという方法もあります。