アクチュアリー資格試験の難易度・合格率

アクチュアリー資格試験の概要と難易度

アクチュアリー資格試験とは、公益社団法人日本アクチュアリー会が実施する資格試験です。日本において「アクチュアリー」と名乗る人は、一般的にこの資格試験に合格し、「正会員」として登録している人のことを指します。

試験は年に1回、12月に実施されます。第1次試験と第2次試験があり、第1次試験の基礎的な5科目(数学、生保数理、損保数理、年金数理、会計・経済・投資理論)に合格すると、まず「準会員」になることができます。

そのうえで、より専門知識を問われる第2次試験(生保コース、損保コース、年金コースのいずれかを選択。それぞれ2科目)すべてに合格することで、ようやく「正会員」になれます。

この試験は非常に難易度が高いことで知られており、すべての科目に合格するまでには平均で8年程度、中には10年程度かかる人もいるようです。5年で達成できれば相当早い部類に入るといわれます。

多くの人は生命保険会社や信託銀行等で、アクチュアリーに関連する業務に携わりながら合格を目指しますが、強い意志と努力がなければ資格取得は難しいでしょう。

アクチュアリー試験の合格率は?

では、試験の合格率はどの程度なのでしょうか?

平成23年度試験科目別合格率は、以下の通りです。

第1次試験

・数学:11.1%
・生保数理:12.6%
・損保数理:10.5
・年金数理:8.1%
・会計・経済・投資理論:20.5%

第2次試験

・生保1:12.0%
・生保2:22.0%
・損保1:10.8%
・損保2:12.4%
・年金1:9.7%
・年金2:10.9%

一概にはいえませんが、年によって科目ごとの合格率は変動があり、合格率が極端に低かった翌年はやや易化される傾向が見られるようです。受験生の大半が専門的な勉強を続けていてこのような数字ですから、いかに難しい内容かがわかるはずです。

なお、数学に関する問題が多く出題されるものの、アクチュアリー正会員の中には文系出身者も存在し、決して理系出身者でなければ合格できないというものではありません。

資格取得までの流れや過去問題集、詳しい試験情報については、日本アクチュアリー会のホームページを参照してください。
日本アクチュアリー会ホームページ