ルートセールスのやりがい、魅力
顧客との信頼関係を強くできること
ルートセールスの仕事の魅力は、営業職のなかでも、同じ顧客との付き合いが長くなるため、強い信頼関係を築き上げやすいところにあるといえます。
最初はあまり会話が弾まなかった相手でも、何度も顔を合わせるうちに自然と話せるようになっていくのは、ルートセールスをしているやりがいです。
とくに、顧客が少しずつ自分を頼ってくれたり、心を開いてくれるようになることが感じられると、うれしい気持ちになるものです。
顧客と地道に信頼関係を強くしていくことによって、新しい提案を受けてもらえたり、取引額が大きくなったりすることも、ルートセールスにとっては達成感につながります。
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新規開拓営業よりも精神的に楽に感じやすい
新規開拓営業の仕事では見ず知らずの人にアプローチしていくため、どうしても断られることも多く、精神的に参ってしまう人もたくさんいます。
しかし、ルートセールスの場合、すでに取引がある顧客の営業を担当するため、まったく何もない状態からコミュニケーションをとろうとするよりも、プレッシャーは少ないと感じる人が多いようです。
もちろん、ルートセールスも営業の一種ですから、売上を伸ばしたり、継続的な取引を行うための努力は求められます。
しかし、新規開拓営業のような厳しいノルマが課されることは少なく、門前払いされるようなこともほとんどないため、「営業がしたいけれど新規開拓は不安」と考える人でも、前向きに取り組みやすい仕事です。
自分のペースで働きやすい
ルートセールスは、基本的に自分一人で外回りをすることが多い仕事です。
オフィスにずっとこもっているのとは異なり、外回りであちこちを訪れるのは気分転換にもなりますし、ある程度、自分のペースでアポイントメントの予定を組むことができるため、自分のペースで動きたい人には魅力的な仕事だといえるでしょう。
会社によっては、車を使って外回りをすることになります。
外出して人と会うことが好きであれば、日々、さまざまな刺激を受けながら仕事ができることを楽しめるでしょう。