仕事体験談 一人ひとりに継続的なリハを提供 回答者 : けんたろうさん(男性/33歳) 職業名 : 理学療法士現在の状態 : 現役経験年数 : 10年 仕事内容 デイケアというものをご存知でしょうか。デイケアは通所リハビリテーションと言われるものであり、簡単に言うと施設に入所していない人に対して、リハビリを提供していくものです。僕はそこで5年ほど理学療法士として仕事をさせてもらっています。現場としては老人保健施設と同じ建物になるものであり、入所している人が来ることもあります。認知症の人に対してのリハをしたり、脳の疾患によって手足に麻痺が残ってしまった人へのケアをしています。 仕事のやりがい リハは一時的なものではなく、継続して行なっていくことが大切です。病院のリハとは違い、デイケアでは一人一人に継続的なリハを提供していくことができます。長期的なリハによって機能の回復や維持を目的とすることができます。 自然と一人一人と関わる時間が多くなり、今では知っている人が大勢います。 そんな人々からリハを通して感謝をされるというのは、理学療法士としてこの上ない喜びになっています。理学療法士としての原動力と言えるでしょう。 覚悟しておいた方がいいこと デイケアの現場だけではなく、施設の中のリハに関わる事も当然あります。デイケアだけに関わりたいと思ってもそう上手くいかないことが多いです。ですがこれは逆に言うと、臨床の場面が多くあることになるので、理学療法士として経験を積めるチャンスになります。 給料・待遇 待遇は比較的良いと思っています。シフト制での休みになってしまうことが多いですが、それでもしっかりと規定の休みを取っていけるのでリフレッシュなんかもしっかりとできます。給料の面も28万円ほどもらうことができているので、生活と趣味を楽しんでいくには十分な金額になっています。 この職業を目指す人へのメッセージ 入所と通所の2つのパターンの中で人々と出会っていくので自然と知り合いは多くなっていきます。人と話すのが好きな人は、どんどん顔馴染みが出来ていくでしょう。それがまた楽しかったりもします。 魅力ある理学療法士になることができるのではと思っています。 前の記事へ 次の記事へ
自然と一人一人と関わる時間が多くなり、今では知っている人が大勢います。
そんな人々からリハを通して感謝をされるというのは、理学療法士としてこの上ない喜びになっています。理学療法士としての原動力と言えるでしょう。
魅力ある理学療法士になることができるのではと思っています。