仕事体験談 子どもの成長を通して自分の成長も感じられる 回答者 : サトさん(男性/28歳) 職業名 : 理学療法士現在の状態 : 現役経験年数 : 7年 仕事内容 僕は、今、小児施設で理学療法士として仕事をしています。 小児でも理学療法は必要になることが多くて、今現在は身体的な症状や疾患に関してリハを行なうことが多くなっています。入所している子達の健康面を管理したり、生活しやすいように装具や、自助具の開発、打ち合わせなどをすることも多くあります。 仕事のやりがい 子どもの中にはこちらが何をしているのかわかっていないような子も当然います。しかしそれでも嬉しそうな笑顔や、生活をしている場を見ると、やりがいを感じてしまうものです。言葉のキャッチボールが上手くできないことも多々ありますが、やりがいがあるのであまり問題ではありません。 覚悟しておいた方がいいこと 理学療法をしていて、あまり上手くいかないと思うことや、何も結果が出ていないと感じてしまうこともあるかもしれません。 子どもは日々発達しているので、その中で理学療法が少しでも良い影響を与えることができればと僕は考えています。気長に待つ事もこの仕事では必要になります。すぐに結果を期待してしまうことは子どもにとっても、自分にとってもあまりよくない結果を招いてしまうと考えます。 給料・待遇 理学療法士としての待遇は、平均か、平均以下であることが多いです。ただ、小児に関わる仕事と言っても、僕のような施設もあれば、本当に医療機関と提携をした病院のような場所もあります。病院のような場所だと待遇も良い場合が多いようです。 この職業を目指す人へのメッセージ 僕もはじめて子どもと関わった時は、少し戸惑ってしまうことも多かったです。最初に何をしたら良いのかということすらわからない時もありました。今も時々あるのですが、子どもの成長を見ることができる現場というのはかなり貴重なものだと思っています。子どもの成長を通して自分の成長も感じられるのではないでしょうか。 子どもと関わるのが不安と思っている人がいても、一歩踏み出してみてください。きっとその一歩が大きく自分の人生に関わってきます。 次の記事へ
小児でも理学療法は必要になることが多くて、今現在は身体的な症状や疾患に関してリハを行なうことが多くなっています。入所している子達の健康面を管理したり、生活しやすいように装具や、自助具の開発、打ち合わせなどをすることも多くあります。
子どもは日々発達しているので、その中で理学療法が少しでも良い影響を与えることができればと僕は考えています。気長に待つ事もこの仕事では必要になります。すぐに結果を期待してしまうことは子どもにとっても、自分にとってもあまりよくない結果を招いてしまうと考えます。
子どもと関わるのが不安と思っている人がいても、一歩踏み出してみてください。きっとその一歩が大きく自分の人生に関わってきます。