仕事体験談

実力があるなら、独立の道も開けて来る

回答者 : アーキさん(男性/35歳)

職業名 : 建築士現在の状態 : 経験者経験年数 : 10年

仕事内容
東京都港区に存在したアトリエ系の設計事務所(所員数23名)に、大学卒業後新卒で採用され、主に建築物の意匠設計を担当しました。

入所当初から設計補助の仕事には就かず、いきなり企画、デザイン、工事監理を任されました。

大学時代は大手組織事務所を狙っていたのですが、採用から漏れたため、恩師の紹介でアトリエ系に方向転換しました。
仕事のやりがい
所内でのプロジェクトの進め方は、まずスタッフ同士のコンペから始まり、所長に採用された案がすべての元になります。

なので、自分の出した案が所内で採用されたときが最も嬉しい瞬間でした。

次いで案に基づいて実際の建物が完成したときにはえもいわれぬ喜びがありました。
覚悟しておいた方がいいこと
小規模なアトリエ事務所の生命線はデザインです。

ですから、学生時代にはできるだけスケッチ、エスキースの腕を磨き、プレゼン能力を磨いておくことです。

その上で、他の人に自分の案を論理的に説明できるように、理論武装をすることです。

それをしてないなら、入らない方が身のためです。

案が通らなければ実施部隊に回されて下積みになりますから、将来性はなくなります。
給料・待遇
アトリエ系事務所の待遇はまちまちですが、私が入所した事務所は悪くありませんでした。

入所してすぐ、残業代含めて手取り30万くらいもらえるようになり、勤続10年を迎えたころには年収1000万を越えていました。
この職業の恋愛・結婚事情
小規模な事務所が多い業界ですが、意外に社内結婚が多いです。

それだけ忙しくて外に付き合う相手を探すのが難しいという理由があり、設計スタッフと事務職の女性や所長秘書が結婚する例は珍しくありません。

そういう女性は設計事務所の勤務形態を知っているので、離婚はあまり聞きません。
この職業を目指す人へのメッセージ
実力がないとやっていけない世界ですから、在学中はとにかく手を動かす訓練をして、それを教授や研究室の仲間に見てもらい、自分のレベルを知ることです。

やれる自信をつけてから飛び込んで欲しいと思います。

実力があるなら、独立の道も開けて来ますから、実力をつけることに専心して欲しいと思います。