海外営業に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

異文化コミュニケーションが好き

海外営業は、海外で生活する人とやりとりを行う機会が多くあります。

海外は言語はもちろんのこと、文化や気候、宗教、習慣など、ありとあらゆることに違いがあり、その違いを理解したうえで上手にコミュニケーションをとっていかなくてはなりません。

まずは異文化に抵抗がなく、異なる価値観を持つ人と接することを楽しめるような人、前向きになれるような人が、海外営業には向いているといえるでしょう。

人によっては頻繁な海外出張や、海外赴任をすることもあるため、海外での生活に興味があることも重要なポイントになってくるといえます。

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誰とでも臆することなく話せる

海外営業として働く場合、英語などの語学力や事業に関する専門知識などは必要ですが、どのような人とも対等に会話をしようとする姿勢も不可欠です。

とくに海外の人は日本人よりもせっかちで、ビジネスの場において素早い判断や決断を求めることがよくあるようです。

また、自分の意見をはっきりということを求められる傾向も強いです。

異なる環境や言語のなかで物怖じしてしまうのではなく、勇気を持って人とコミュニケーションをとろうとする気持ちが欠かせません。

そして、たとえ壁にぶつかったとしても自分から状況を変えていこうとするような、アグレッシブなタイプの人に向いているといえるでしょう。

肉体的、精神的にタフである

海外営業の仕事では、日本人同士のようにスムーズな意思の疎通ができないことも多く、どうしてもストレスが溜まりやすいといわれています。

また、日本と異なる気候や時差、生活習慣の国へ行くとなったら、肉体的な負担もかかってくるものです。

それでも仕事には主体的に取り組んでいかなくてはならないため、心身ともにタフで、気持ちの切り替えが上手であったり、趣味などを持って自分でうまくリフレッシュできるような人に向いているといえます。

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海外営業に必要な英語力、TOEICはどれくらい?

一定の英語力は不可欠

海外営業として働くにあたって、英語力は不可欠といえます。

とくにビジネス会話ができることが重要になってきますが、客観的に自らの英語力を示せるものとして「TOEIC」の存在が挙げられます。

海外営業として働くうえで必要なTOEICのスコアは、会社によって提示されていることもあれば、そうでないこともあります。

だいたいは最低でも700~750点程度、800点以上が望ましいとされているようです。

ただし、TOEICは基本的に「読み・書き」の能力を証明できるものとなりますが、実際に海外営業の仕事でおもに必要とされるのは「話す・書く」のスキルといえます。

どれだけ英単語を覚えていたリ、英語の資格を持っていたとしても、その知識を仕事に生かせるかどうかは人によるといえるでしょう。

TOEICスコアがキャリアパスに影響することも

企業によっては、TOEICのスコアを社内での昇進や海外関連業務に携わるにあたっての基準として設けていることがあります。

とくにグローバル展開に力を入れている企業で国際的な業務に携わりたい場合には、日常的に英語の勉強をして、TOEICのスコアを上げるような努力が求められるかもしれません。

海外営業の仕事に携わるうえで、とくにTOEICのスコアが注目されないこともありますが、仕事を円滑に進めるにはやはり英語力の向上が欠かせません。

転職活動にもTOEICは有効

日本企業の海外進出はさらに進んでいくと考えられており、グローバルを視野に入れて活躍したい人にとって、英語力を高めておいて損はないでしょう。

さまざまな企業の求人情報を見ると、応募資格のひとつにTOEICのスコアを掲げているところもあります。

なお、そのスコアは低いところでは500点程度、高ければ900点以上を条件とするものもあります。

とくに外資系企業ではハイレベルな英語力が求められ、より高いTOEICのスコアが必要になることが多いようです。