住宅設備メーカー社員として働くには(大学・学歴・学部など)
大学を卒業する
大手の住宅設備メーカーへの就職を考えている人は大学を卒業していることが最低条件になると考えていいでしょう。同じ枠で大学院修了者も募集されています。
技術職においては高専の卒業者もエントリーできることがあります。
20代で正社員への就職・転職
技術系は専攻も問われる
技術職の採用は理系出身者に限られます。さらに部署によって専攻が指定されている場合がほとんどです。
たとえば金属材料系の技術開発を行う部署は化学系や材料系、生産管理を行う部署は管理工学系、情報系、数理・物理系といったように入職前に専門的な知識や技術をある程度身に付けていることが求められているというわけです。
研究開発系の部署は求められている専攻がかなり限定的ですが商品開発部門は比較的幅広い専攻から採用される傾向にあります。
事務職は学部学科不問
営業を始め、経理、人事、総務といった事務系の職種は文理問わず採用されています。事務職で採用された場合、ほとんどの場合、営業職に就くことになると考えていいでしょう。
学部や学科を問われないとはいえ、コミュニケーション能力が必須とされる職種であるため、在学中に部活動やサークル活動、留学、アルバイトなどで他者と協調して何かを成し遂げた経験はしておくべきです。
また理系出身の場合、専攻によっては住宅設備を扱うにあたって役立つ知識を習得できていることもあるため、採用の際には大きなアピールポイントになることもあります。
20代で正社員への就職・転職
住宅設備メーカー社員に必要な資格、スキル
自動車運転免許は必須
業務上、自動車を運転する機会が多いため、運転免許を所持していることが求められます。応募時点では未取得でも入社までには必ず取得することが条件になっている会社がほとんどです。
時間に余裕を持って取得しておくようにしましょう。ちなみにAT限定でも問題ありません。
専門資格は入社後働きながら取得
住宅設備メーカーで働くにあたり、必要な専門資格は多々ありますが、どれも入社前に取っておくべきものではありません。どの会社も入社後のスキルアップを奨励しています。
働きながらの資格取得は負担がないわけではありませんが、社員として必要なものであるため、皆前向きに取り組んでいます。
ちなみに事務系だと販売士他、技術系だと建築設備士他さまざまな資格があり、取得していくことで仕事の幅が広がり、収入のアップにもつながります。
在学中の経験がスキルに
例えば大学在学中に海外留学の経験がある人はその経験と語学力を買われ、海外事業所に配属されることもあるでしょう。
4年間部活動やサークル活動で努力してきた人は協調性やコミュニケーション能力が認められ、プロジェクトチームの一員に抜擢されることもありえます。
このように学生時代に打ち込んだことで得られたものがそのままスキルとして生かされることが十分にあるのです。無為に4年間を過ごさないように自分なりのスキルを磨ける場を見つけましょう。
専門学科で得た知識をそのまま生かせる
大学での専攻をあまり生かせずに職業に従事する人も少なくない中、住宅設備メーカーの技術職の社員は皆、学科で得た知識や技術をダイレクトに使って働くことができます。
大学での研究や実習を疎かにすることがないようにしましょう。
住宅設備メーカー社員の志望動機・面接
人々の暮らしを豊かにしたい
住宅設備は人々の暮らしを直接的により便利で豊かなものにします。
住宅設備メーカーに就職することを希望する人はここに魅力を感じるものです。
人々により快適な暮らしやすい毎日をおくってもらいたいという使命感を持っていることは面接時に伝えるべきでしょう。
ただし、前述のようにこの志望動機は他の志願者との差別化を図りにくいものです。
どうしてそう思うようになったのかという部分でオリジナリティを出すように心がけましょう。
メーカーの強みを確実につかむ
住宅設備メーカーには各社それぞれに主力商品があります。
キッチンに強いメーカー、バスに強いメーカー、デザインが洗練されているメーカー、他社にはない技術を持っているメーカーなど、その特色は多種多様です。
志願者は企業研究を綿密に行い、希望するメーカーの強みを知り、そこに惚れ込んでエントリーすることが必須です。
作り手であろうと売り手であろうと自社の商品に誇りを持つことは基本。
志望動機としては外すことのできないポイントです。
リフォーム分野の成長に着目
少子高齢化が進み、人口の減少が著しい日本において住宅業界は苦境に立たされています。
これからの住宅業界を支えるのは既存の物件のリフォーム。
住宅設備メーカーの活躍の余地は大いに残されているといえます。
ここに目をつけ、どういったアプローチをしていきたいかを具体的なビジョンとして語れるようにしておくと良いでしょう。
理系出身者は研究内容が最大のアピールポイント
住宅設備メーカーの技術職は理系の中でも限られた専攻しかエントリーできない部門です。
自身の研究が志望する会社の事業にどのように生かせるかをまとめておきましょう。
大学での学びがダイレクトに生かせることほどの強みはないといっても過言ではありません。
住宅設備メーカーへの転職を検討するなら、転職エージェントに相談してみよう
未経験や中途で住宅設備メーカーを目指す場合には、転職エージェントに登録しておくのもおすすめです。
メーカー分野に強い転職アドバイザーから、業界情報を聞くことができたり、住宅設備メーカーの「非公開求人」の情報を得ることができます。
まだ転職するか迷っている、そもそも住宅設備メーカーが自分に合っているか不安という段階でも、専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができます。
リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。
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