インテリアコーディネーターの勤務時間・休日
インテリアコーディネーターになりたいと考えたとき、自分が望むライフスタイルに合った働き方ができるのか、1日の流れはどのようになるのかが気になるのではないでしょうか。
本記事では、インテリアコーディネーターの休日や働き方などを紹介します。
働き方の種類
インテリアコーディネーターは、企業勤めの場合と、フリーランスとして働く場合があります。
企業勤めの場合は、企業ごとに決められた就業規則で働きますが、お客様の都合に合わせて働くため、勤務時間や休日は不規則になりがちです。
フリーランスのインテリアコーディネーターになれば、ある程度は自分でスケジュール管理をすることができるようになります。
しかし、お客さまの都合に合わせるという仕事のスタンスは変わりません。
最近では、子育てをしながらインテリアコーディネーターの資格取得を目指す人も多いようですが、現場に出るうえでネックになるのは、やはり勤務時間や休日です。
この仕事をする以上、不規則な勤務時間になるのは仕方がないという覚悟が必要です。
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インテリアコーディネーターの勤務時間
会社勤めの場合、一般的な勤務時間は一日7時間から8時間程度とされています。
ただし、インテリアコーディネーターは先述したとおり、お客さまの都合に合わせて仕事をする必要があります。
そのほか、設計担当者や施工関係者との打ち合わせも大切な仕事です。
夕方から打ち合わせが入ることもあれば、自ら施工現場に出向いて進捗を確認するなど、夜遅くまで仕事が続くこともあります。
各企業で定められている勤務時間があっても、その仕事柄どうしても時間外勤務が多く発生しやすいのです。
インテリアコーディネーターの休日
デパートやインテリアショップに勤めるインテリアコーディネーターの場合、多くのお客さまが訪れる土日祝日は出勤しなければならないことがほとんどです。
またそれ以外の企業に勤務する場合でも、必ずしも土日祝日が休みとは限りません。
お客さまが休日となる土日祝日は、どうしても打ち合わせなどが増えるためです。
休日はシフト制で不定期に組まれるか、会社が定める日のどちらかになる場合がほとんどのようです。
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インテリアコーディネーターの残業時間
インテリアコーディネーターは、一般的な職業と比べ比較的残業が多い仕事です。
お客さまとの打ち合わせは夕方以降に入ることが多いため、どうしても時間外に働くことが多くなります。
また、打ち合わせに使用する書類作成などの事務作業もこなさなくてはならないため、業務量が多くなりがちです。
まだ経験が浅いうちはそれぞれの仕事に手間取ってしまい、毎日遅くまで残業するという人も少なくありません。
インテリアコーディネーターは独立することも可能ですが、フリーになったから時間に余裕ができるというわけではありません。
実力が認められたインテリアコーディネーターのところには仕事がたくさん舞い込んでくるため、会社勤めのときよりも忙しく働いているという人もいるようです。
インテリアコーディネーターは忙しい? 激務?
このように、残業が多いことや土日祝日に休めないことから、インテリアコーディネーターは激務というイメージがあるようです。
実際、インテリアコーディネーターは業務の幅も広く、お客さまの都合に合わせて働くため、ほかの職業と比べると忙しい部分はあります。
しかし、住宅メーカーの場合は土日祝日に稼働する代わりに火曜日や水曜日を休みにしていることが多く、休日がまったくとれないわけではありません。
また、仕事の忙しさや休みがとれるかどうかは勤務先によっても大きく異なるので、就職や転職の際は事前にしっかりと調べておくことが大切です。
インテリアコーディネーターの休日の過ごし方
インテリアコーディネーターは、もともとインテリアに興味がある人がほとんどのため、プライベートでもインテリアに触れているという人が多いようです。
商業施設やカフェなどに行っても、店舗のインテリアに興味を持ったり、テレビや雑誌などで人気のインテリアを調べたりと、自己研鑽を欠かしません。
インテリアコーディネーターの仕事を続けるうえでは、センスを磨くことも大切です。建築やデザインに関する勉強をしたり、美術館などに足を運び、感性を磨いたりする人もいるようです。
インテリアコーディネーターの勤務時間・休日のまとめ
インテリアコーディネーターは働く場所によって休日を取れる曜日はさまざまですが、土日祝日に休めるところは少ないようです。
また、仕事柄、お客さまの都合に合わせて勤務することが多いため、ほかの職業と比較して時間外勤務が長くなりがちです。
休日はインテリアに触れたり、勉強をしたりしてスキルを磨く人が多いようです。