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仕事体験談

飲食営業は残業や飲み会も多い業界

回答者 : めりさん(女性/31歳)

職業名 : 飲食業界 営業現在の状態 : 経験者経験年数 : 4年

仕事内容
勤務地は王子駅でした。

王子駅にある本社のオフィスではデスクワークを、そして東京駅や銀座駅、六本木駅、新宿駅周辺を中心としてクライアントをもっていたので、営業しにそれらの駅に出向いていました。

朝はトラックの積み荷確認(社内の専用ソフトにて)、朝礼等があり、14時頃から営業のため外出、外廻りが終わると王子のオフィスに戻り商品の発注や見積書作成、各クライアントへの連絡等をし、9時頃退社するというのがだいたいの1日の流れでした。

学生時代、フランスでの留学経験がありワインや洋食文化が好きだったため、お酒や飲食に携わる仕事としてこの職業をやってみようと思いました。
仕事のやりがい
この仕事での一番のやりがいは、クライアントにおすすめした商品で実際にクライアントに利益が出て、それを喜んでもらえたときです。

一度、私が営業担当になる以前はほとんど取引がなかったクライアントに、ある日本酒をおすすめしたところ、店長がそれをお店のメニューに加えてくれました。

そして、後日店長からその日本酒が飛ぶように売れるのでもっと注文したいとの連絡がありました。

そのお店との取引額も増え、本当に嬉しい体験でした。
覚悟しておいた方がいいこと
夜の飲み会は社内外問わず多く、そのため帰りが遅くなる覚悟はしておいた方が良いでしょう。

メーカーの接待を受けることや、上司に飲みに誘われることは、私の場合週に2回はあり、その度に帰りは午前様(深夜1時等)になっていました。

翌日が平日の真ん中であってもこのようなことはよくありました。

体を気遣うためにも、それらの誘いはほどよく参加、ほどよくお断りしなければ、長年続ければ体を壊してしまうこともあると思います。

また、お酒が入る場面が多いということもあり、セクハラやパワハラも多かったです。

その被害に遭い、退社した女性社員はたくさんいました。

私も実際に上司やクライアントからセクハラ行為を何度も受けましたが、上司のさらに上へ相談しても、私に非があると言われ取り合ってもらえませんでした。

それが私がこの仕事をしていたなかで最も辛いことでした。
給料・待遇
私の場合、給与は月収手取り20万円ほどでした(勤続4年目、26歳当時)。

なので年収は250万円弱でした。

ちなみに、勤続15年の私の上司(課長)の年収は700万円以下と聞いていました。

昇給はあまり期待できず、ボーナスは年に1度、1万2千円もらっただけでした。

産休、有給等はありますが、休みを取ることで仕事やクライアントからのクレームが溜まるので、誰も怖くて休みを取ることができない状態でした。

休日でも私服で出勤し、タイムカードをつけずに働いている人も多くいました。
この職業の恋愛・結婚事情
社内恋愛の確率は高かったです。

飲み会が多かったのでそこで打ちとけ、恋愛に発展することはよくありました。

その一方で不倫も多かったです。

上司と部下の不倫はよくありましたが、皆気づいていても見ないふりをするか、陰口を言うような感じでしたが、社内の風紀は明らかに乱れていました。
この職業を目指す人へのメッセージ
お酒や外食が好きで、その知識を深めたり飲食業に携わる人と触れ合いたいという人には、この仕事はおすすめです。

ワインや日本酒、チーズ等の資格を取れば、さらにこの仕事をするなかで信頼される存在になるでしょう。

しかし、自分の時間や体調を大切にしたいという人には、残業も多く飲み会も多いので、あまりおすすめできません。

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