動物看護師の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
動物に関わる仕事は多岐に渡っているため、面接では動物看護師になぜなりたいのか、どうなりたいのかなど考えしっかりアピールしましょう。
この記事では、動物看護師の志望動機と例文・面接で気をつけることを解説します。
動物看護師を目指すきっかけで多いものは?
動物看護師を目指す人に、動物嫌いな人はまずいません。
毎日たくさんの動物と接するわけですから、むしろ動物が大好きで、たっぷりの愛情を注げる人であることが望ましいです。
とはいっても、面接で「なぜ動物看護師を目指すのか?」と聞かれ、「動物が好きだから」と答えるのはあまりにも単純すぎるため、しっかりと自分なりの考えをもつことが大切です。
具体的には動物が好きなことに加え、
- 命を救いたい
- 困っている動物や飼い主をサポートしたい
といった強い気持ちをもつ人が、動物看護師を目指しています。
20代で正社員への就職・転職
動物看護師の志望動機の考え方
動物に触れられる仕事は、
など動物看護師以外にもたくさんあります。
そのため志望動機を考える際には、
- 自分はなぜ動物看護師になりたいのか
- 動物看護師として何がしたいのか
- どういった動物看護師を目指していきたいのか
こういったところまで考えるとよいでしょう。
専門学校等で動物看護について学んでいる場合、そこでの経験や感じた思いや、自分がどれだけしっかりと動物看護師について勉強していてやる気があるかを伝えるのも大切です。
動物看護師の志望動機の例文
夢や目標を盛り込んだ志望動機
テレビでケガをした犬に車いすをつけて歩けるようにサポートしている動物病院を見て、自分もこうした仕事に関わりたいと思うようになりました。
○○動物病院では、ケガをした動物のリハビリやアフターケアも積極的に行っていると聞き、ぜひここで働きたいと思いました。」
自分自身の体験をもとにした志望動機
当時は治療法がなく、衰弱していく猫を見ていくのが本当につらかったのですが、動物看護師の方が私たち家族に寄り添ってくださり、最後まであきらめずに治療できました。
しっかりと飼い主とコミュニケーションをとり、家族にも動物にも信頼してもらえる動物看護師になりたいです。」
動物看護師に惹かれた理由を盛り込んだ志望動機
動物も健康で長生きできるように、ケガや病気の治療だけでなく生活習慣などのアドバイスも行っていけるような動物看護師になりたいです。」
20代で正社員への就職・転職
動物看護師の面接で聞かれること・注意点
- 動物看護師の志望理由
- 動物看護に関する知識・スキル
- 学生時代の経験(勉強・部活動・アルバイト・ボランティア活動等)
- 自分の長所・短所
- どのような動物看護師になりたいか
一般的な面接試験と大きく変わるところはありません。
その中でも志望理由や目指す動物看護師像などは、
- 自分の熱意
- 志望動機
- やる気
をアピールできる部分になるため、しっかりと話せるようにしておきましょう。
動物看護師の自己PRのポイント
動物病院といっても、病院ごとに規模や特徴は異なります。
個人経営のクリニックであれば、そこの院長の方針が色濃く出ますし、救急対応もするような大病院であれば、個人病院では扱えないような難しい病気や怪我の動物に向き合うことになります。
日本全国に多数の動物病院がある中で、「なぜ、その病院を選んだのか?」ということも問われることが多いため、きちんと語れるようにしておきましょう。
そのためには、自分が受験する病院の情報を集め、しっかりと研究しておき、自分はその病院にどのように貢献していきたいのかをアピールする必要があります。
動物看護師の履歴書で気をつけるべきことは?
履歴書を書く上で大切なのは、人間性のアピールです。
動物看護師はただ部屋にこもって黙々と仕事をするわけではなく、たくさんの動物や人と接する仕事です。
そのため動物看護師は、
- 笑顔が出せて明るく素直で元気であること
- 人に対しての思いやり・気配りができること
など人間性が強く問われます。
また動物看護師は、獣医師をはじめとした多くのスタッフの協力によって動物病院は運営されているため、協調性やチームワークがあるか? というところもチェックされます。
部活動やアルバイトでメンバーをまとめたり、サポート役を経験したりしたことのある人はプラスに評価されることもあるので、ぜひ記載しましょう。
動物看護師の志望動機のまとめ
動物看護師を目指すきっかけで多いものとして、動物が好きなことに加え、命を救いたい・困っている動物や飼い主をサポートしたいといったことです。
動物看護師の志望動機の考え方として、自分はなぜ動物看護師になりたいのか・動物看護師として何がしたいのか・どういった動物看護師を目指していきたいのか、こういったところまで考えるとよいでしょう。