運転手(バス・タクシー・トラック)の大変なこと、苦労

タクシー運転手の場合

地理に詳しくなければならない

東京など大都市を走る場合は、複雑に入り組んでいる道が多く、大変苦労します。お客さまは多かれ少なかれ「運転手は道に詳しくて当然」と思っているので、新人のうちは緊張の連続です。

ただし、地理に詳しくなればなるほど営業範囲も広がり、仕事が楽しくなります。

酔っ払い、横柄なお客さまへの対応

タクシー運転手をしていると、さまざまな人に出会います。たいていのお客さまはいい人ですが、中には泥酔して怒鳴り散らしたり、「とにかく速く走らないとお金を払わない」など、何かと因縁をつけてきたりする人もいます。

どれだけ嫌な気持ちになったとしても、お客さまには冷静に対応しなければなりません。

バス運転手の場合

朝が早い・夜が遅い

勤めるバス会社にもよりますが、バスの運転手は朝が早かったり、夜遅くに働くこともあります。

路線バスの運転手は交代で早朝勤務や深夜勤務が入ることもありますし、もし夜行バスを運転するとなれば、夕方から翌朝にかけての勤務になります。

また、ツアー客を乗せる観光バスの運転手の場合は早朝に営業所へ出社し、当日のスケジュールを確認し、車内を整えてからバスを運転して集合場所へ向かいます。

日帰りツアーの場合、朝から夕方までスケジュールが組まれていることが多く、運転手は乗客を降ろした後に再び営業所へ戻るため、帰宅も遅くなりがちです。

安全運行に気を遣う

バスの運転中は、大勢の人の命を一度に預かることになるため、非常に神経を使います。渋滞や事故に巻き込まれても、決して焦ることなく、確実に乗客を目的地まで運ばなくてはなりません。

トラック運転手の場合

体力勝負

長距離を走るとなれば、集中して運転し続ける精神力が必要ですが、さらにトラック運転手は貨物の積み下ろし作業もあり、これが最も厳しいという声も聞かれます。

重い貨物を毎日持ち運ぶうちに、腰をやられてしまう人もいるようです。

時間厳守のプレッシャー

トラック運転手は「時間」を守ることが求められます。貨物を決められた時間までに目的地へ運ばなければ、物流が滞ってしまうからです。

予期せぬ渋滞などに巻き込まれてしまった場合は、休憩時間を短縮して走らなければならないこともあります。「法定速度の順守」と「時間厳守」の狭間で、神経をすり減らす日も少なくありません。