運転手に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

運転手に向いている性格・適性

真面目にコツコツとがんばれる人

あまりに乱暴な人や根気がない人は、運転手には向いていないかもしれません。

運転手は、いかなる場合も落ち着いて、確実な運転を心がける必要があるからです。

適当な運転をしていると、命に関わる事故を引き起こしてしまう可能性があるため、各バス会社やタクシー会社などでは、運転手として仕事を始める前に適性テストを実施しています。

テストの内容自体はさほど難しいものではありませんが、教わったことに対して常に真面目に取り組める人が運転手には向いていますし、日々、運転技術を磨こうという向上心も大切です。

人と接するのが嫌いでない

とくにタクシーやバスの運転手、専属運転手は、ただ車を運転するだけではなく、お客さまとのやりとりも頻繁に発生します。

中には人と話すのがあまり得意でない人もいるかもしれません。

運転手は決して話上手である必要はありませんが、いつもお客さまのことをきちんと考えて安全な運行に努めることと、マナーを守り真摯な対応をとることが何よりも大切です。

人と接するのが嫌いでなければ、仕事を通じて徐々にお客さまとのやりとりにも慣れていくでしょう。

運転手になるには

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運転手に必要なスキル・能力

ストレスに強い

運転手の仕事は、肉体的にも精神的にもハードです。

長時間座って運転し続けなければなりませんし、会社によっては勤務時間が不規則だったり、拘束時間が長かったりすることもあります。

渋滞や急な天候の変化にイライラすることもあるかもしれませんが、常に時間や安全を気にして運転しなければならないので、精神力も要します。

プレッシャーが大きな仕事なだけに、強い心と体を持っているに越したことはありません。

臨機応変に対応できる

運転手は、仕事をする上ではさまざまなトラブルに見舞われることもあります。

バス運転手の場合は、お客さまが急な体調不良になった、走る路線で事故があったなど突発的な事態に遭遇することも少なくありません。

またトラック運転手の場合は業務量が多くて時間内にとても配達が終わらない、渋滞にはまってしまい時間内に目的地にたどり着けないなど、余裕がない状況に追い込まれるようなことも多々あります。

しかし、そこで臨機応変な対応ができなくては運転事故を起こしかねませんし、お客さまからクレームを受けてしまうこともあります。

いつでも冷静さを保ち、その場の状況をしっかりと見つめながら臨機応変に対応できるような人が、運転手に向いているといえるでしょう。

運転手に向いていないのはどんな人?

タクシー・バス・トラックなどすべての運転手になるための基本は、長時間の運転が苦にならないことです。

いくら「運転が好き」と思っていても、プライベートで運転する場合にように、気楽な運転はできません。

常にお客さまや時間に神経を使わなくてはなりませんし、好きな道を自由に走ることはできません。

とにかく車を運転したいという気持ちが強く、運転を仕事にできる自信がある人でなければ、この仕事を続けるのは難しいでしょう。