女性の政治家

世界では女性政治家も多い?

先日亡くなったマーガレット・サッチャー元首相は、鉄の女と呼ばれた誰もが知る女性政治家でした。

海外においては、女性も要職に就いているケースも少なくなく、日本でもよく知られている米国国務長官では、マデレーン・オルブライト氏、コンドリーザ・ライス氏、ヒラリー・クリントン氏などが就任しています。

他にも、インドネシアのメガワティ・スカルノプトリ元大統領やオーストラリアのジュリア・ギラード首相、ドイツのアンゲラ・メルケル連邦首相、ごく最近では韓国の朴槿恵大統領など、世界的に見れば、国のTOPが女性である国も少なくありません。

日本の女性政治家

ヨーロッパの国々と比較しても、先進国の中でも女性政治家が少ないと言われる日本。スイスの調査機関で行った2012年度「男女格差報告」によると、日本は調査対象国135カ国中101位と先進国では最下位でした。出所:The World Economic Forum

では、実際に日本には、どのくらいの女性が政治家として活躍しているのでしょうか。

【女性国会議員の割合】2012年データ
・衆議院議員:約 8%、38人
・参議院議員:約18%、44人(これまでで最多人数)

日本では、女性という特性を活かした少子化担当大臣、経済財政政策担当大臣への就任が多いですが、海部内閣や宮沢内閣、小泉内閣でも法務大臣を勤めた森山真弓氏のような女性もいます。

また知事職で見ると、男性議員と比べるとごくわずかですが、大阪府の知事を役8年も長きに渡りつとめた太田房江元知事や千葉県の堂本暁子元知事、そして前回の選挙の際にも何かと話題になったことが記憶に新しい嘉田由紀子知事らがいます。

日本では、現在まで5人の女性知事が生まれています。

また市長では、ダイエーの元CEOなども歴任し民間での実績を評価され市長となった林文子市長や、一方そのルックスから美人すぎる知事として有名になった藤川優里市長などさまざまです。

なぜ女性政治家が求められるのか?

国会議員は国民の代表でもあります。女性の社会進出が進んだ国ほど、国会議員も女性が多いという事実があります。女性の視線での社会のあり方や仕組みづくりもできますし、女性が働きやすい環境も整えられるでしょう。

ますます進行する少子高齢化社会において、労働人口が少ないということは日本の生産力も少なくなることを意味しています。女性も重要な働き手であり、女性の活用なくして今後の日本は成り立ちません。

先進国の中で日本は、女性の社会進出の後進国です。それゆえまだまだ女性にとって働きやすいとはいえない環境があり仕事と家庭との両立に悩む女性も多くいます。一方、北欧や欧州の先進国では女性も子育てしながら働いているのがごく普通です。

近年の日本の晩婚化、少子化は女性の社会進出に伴っており、子供を産んでも職場に戻れる環境や安心して子供の産める環境の整備が急務です。それが日本の少子化を止められる一つの解決策でもあるからです。

女性が働きやすい社会とするための政策を立案することは、女性政治家に求められる重要な役割の一つと言えます。