女性の救急救命士

女性の救急救命士は特別?

救急救命士と言えば海外医療ドラマのERにあるような、重体の傷病者を急いで病院まで運送し、適切な応急処置を施し、そしてまた次の通報の現場へ急ぐ…。といった、体力と集中力と冷静さを要する仕事が想像できます。

実際、ドラマは脚色が若干あるものの、ERに登場する医療現場は日本の救急救命士の現状にかなり近いとされており、ドラマを観る限り、現場に女性の姿がほとんどないことに気付きます。

医療関係の仕事に携わる女性の多くは看護師になり、救急救命士になるケースはあまり見られません。

正確なデータこそありませんが、日本での女性の救急救命士の数は極めて少なく、また、長年現役で働くことが難しいといわれています。救急救命士国家試験合格者の女性の割合も1割ほどです。

やはり基本的には救急救命士は男性社会ですので、女性の救急救命士はそれだけで特別な存在でしょう。

女性の救急救命士の悩みとは?

女性の救急救命士の悩みを具体例に沿っていくつかご紹介しましょう。

体力面

救急救命士のほとんどは消防官です。119番の通報と同時に現場に駆けつけ、傷病者に適切な応急処置を施し、ベッドの空きがある病院を探し、最短ルートで運搬します。

医療現場は一分一秒を争う世界ですので、やはり体力面で男性と比べて女性はやや不利かもしれません。

また、救急救命士(消防官)は24時間勤務が基本ですので、そうした意味でも体力勝負となるケースが多いようです。

ただし、救急救命士は事故などの現場に向かうだけでなく、学校に赴いて市民指導をしたり、書類を作成したりなどの仕事もありますので、常に神経を尖らせているわけではありません。

結婚・出産

女性の救急救命士の多くは結婚・出産と同時に退職するケースが多いといわれています。

救急救命士は公務員ですので産休などは充実していますが、出産と同時に体力が落ちてしまいますので、やはり退職するケースが多いようです。