救急救命士は結婚、子育てしながら働ける?

女性の救急救命士

救急救命士の多くは救急隊員として働いており、一般的に男社会のイメージが強い職業です。

実際、女性の救急救命士の方の数は非常に少なく、都市部に行くほどその傾向は強いようです。救急救命士国家試験の合格者の男女比も男性9割、女性1割という割合です。

しかし、救急車の出動件数は年間500万件以上と非常に多く、消防官や救急隊員の需要は年々高まっています。

そうした流れを受けて、女性の救急救命士も徐々にではありますが増えてきているようです。

ただし、子育てや出産などの女性ならではの悩みもあり、女性の救急救命士の数自体が少ない中では、そうした悩みに対する十分なサポート体制が整っていないのが現状です。

出産、子育てと救急救命士の仕事は両立する?

救急救命士の仕事を現役で続けながら、出産・子育てを両立させるのはかなり難しいでしょう。

24時間勤務を終えた後は朝ですので、そのまま昼過ぎまで眠る場合も多いようです。

もちろん、最近では旦那さんが主夫をやるケースも多く見られますので一概にはいえませんが、デスクワークなどと比べるとやはり体力的・時間的に厳しいものがあります。

ただし、デメリットだけでなく良い面もあります。救急救命士は消防官ですので、多くの自治体では地方公務員の宿舎、消防官専用の家族寮が完備されています。

出産・子育てはどうしてもお金がかかりがちで引越しをしなければならないこともありますが、住まいの心配はしなくて済むかもしれません。

また、公務員であるため育児休暇などの制度面も整っています。

医療従事者としての救急救命士

女性が医療関係の職場で働く場合、出産・子育てなどにおいてはやはり救急救命士ではなく看護師の方が働きやすいといえるでしょう。

正社員で勤務時間を短くして働くことができる病院もありますし、派遣やアルバイトという働き方もあるからです。

ですが、消防署においても女性の活躍を支援すべきという声も高まりつつあり、育児中は事務職に異動ということも自治体によっては認められる可能性があるので、就職の面接の際にしっかりと聞いておくことが必要です。