脚本家のつらいこと、大変なこと、苦労

一人での作業が続く

脚本は自分ひとりでも作れます。通勤ラッシュにも悩まされずに済むというのは魅力ですが、当然ながら苦労もあります。

脚本家は一人でずっとコツコツと書き続けなければいけません。

上司や取引先に悩まされず、自分一人でできる作業ですが、逆にいえば苦しんでいても誰も助けてくれないという状況ともいえます。

一人でいることが嫌いだったり、すぐに外に出歩きたくなるタイプだと、脚本執筆がストレスにつながることにもなるでしょう。

締切に追われている場合は仕事をずっとしなければならず、苦労するところです。

スランプになることもある

常に面白い脚本を作り出し、大ヒットするようなドラマを生み出したい。これはどんな脚本家でも願うことでしょうが、現実はそれほど甘くはありません。

どんな巨匠にも凡作があるように、書くものすべてが傑作になるわけはありません。

また、やはり数を追うにしたがって、ネタを使い果たしてアイデアが枯渇してしまうこともあります。

厳しい現場の要求に耐え切れず、どうしても思いつかないからといって安易な案を出しても、現場の監督やテレビ局のプロデューサーに突き返されるという結果にもなります。

それが何度も繰り返されれば、自分にも苛立ちとフラストレーションがたまってきますし、現場からの脚本家としての評価も下がっていき、質の高い人たちのとの仕事もできなくなってしまいます。

精神的負担が大きい

脚本家があまりのプレッシャーに耐えかねて、精神的に病んだり、失踪したりといったことは何回か例があるそうです。

これは小説家や芸術家でも時折見られますから、創造的な作業につきもののことかもしれません。

創造的な喜びが逆に生みの苦しみになり、退屈さのない作業のはずが、困難極まりなハードワークと化します。

脚本家にはそうした苦しい作業にも耐えられる精神力が必要といえるでしょう。