このサイトはテレビカメラマンを目指す人のための情報サイトです。

テレビカメラマンとは?

テレビカメラマンは、テレビで放送するさまざまな番組の撮影をする仕事です。撮影する番組の内容はテレビドラマやドキュメンタリー番組もあれば、生放送や実況中継、事故現場などに出向くようなものもあります。学歴や資格が求められる仕事ではないものの、カメラの扱い方や撮影技法の習得は必須であり、映像関連の学校で学び、卒業後に放送局や番組制作会社へ就職する人が大半を占めます。実力があればフリーランスで活動することも可能です。収入は雇用形態や就職先によって大きな差があり、制作会社勤務の場合は年収は300万ほどに留まる人も少なくないようです。スマートフォンやハンディカメラの高画質化が進み、一般人でも手軽に撮影ができる今だからこそ、テレビカメラマンは他の人には真似できないような優れた映像センスや高いテクニック、専門的な知識を兼ね備えている必要があります。

テレビカメラマンの仕事内容

テレビで放送しているさまざまな番組の撮影をするのが、テレビカメラマンの仕事です。

テレビドラマやドキュメンタリー番組を長期スパンで撮影することもあれば、ニュース番組用に突発的に事故現場に出向き撮影することもあります。

また、スポーツの試合の実況中継や歌番組の生放送にカメラマンとして参加することもあり、担当する仕事を通してさまざまな世界を覗くことができるのが魅力です。

放送局によっては「ニュース専門」「番組専門」と部署を分けて育成することで、それぞれのカメラマンの専門性を高めている場合もあります。

いずれの場合も映像のクオリティーによって視聴者への伝わり方が大きく変わるので、「自分にしか撮れない映像」を求めて奮闘できるクリエイティブな職業といって間違いないでしょう。

テレビカメラマンになるには・必要な資格は?

テレビカメラマンとして働く上で必要な学歴や資格、免許というのは特にありません。

放送局や番組制作会社が行うテレビカメラマンの採用試験を受けて合格すれば、テレビカメラマンとして働くことができます。

番組制作会社によってはカメラマンが自分で車を運転して撮影にいけるように「自動車免許が必要」としていることはあるようです。

放送の専門学校に通ってカメラについて勉強してからこの職業をめざす人もいますが、多くの人は大学や高専卒業後に未経験で就職し先輩から指導を受けながら技術を身につけていきます。

学生時代に放送局でカメラマンの補助のアルバイトをしてからこの業界に入る人もいるので、テレビカメラマンをめざすのであればまずは放送局のアルバイトを探すのも良い方法です。

テレビカメラマンに向いている人

テレビカメラマンとして活躍するために大切なのは、映像のセンスがあることです。

優れたカメラマンは、視聴者に訴えるために必要な映像というのを瞬時に思い描き、カメラのアングルや光のバランス、ズームのスピードやレンズの種類、三脚の有無を使い分けることができます。

これは直感的な判断に頼る部分も大きいので、とにかくたくさんの映像を見てたくさんの映像を撮ってセンスを磨き続けることが大切です。

映画やコマーシャルなどの映像作品を見ることが大好きな人は、そこで培ったセンスを大いに活かすことができる職業です。

また、高い専門性を必要とするので、ひとつの道をコツコツ究めていくことに魅力を感じられるような職人気質の人にも向いているといえるでしょう。

テレビカメラマンの就職状況・雇用形態

テレビカメラマンの雇用形態はさまざまです。

放送局の社員や職員として働いているカメラマンもいれば、番組制作会社に所属しながら放送局の発注に応じる形で撮影に出向くカメラマンもいます。

また、フリーランスのテレビカメラマンとして独立開業して仕事を受けている場合もあります。

地方都市だと放送局の数やテレビのチャンネル自体が少なくカメラマンの仕事も少ないので、仕事量を増やしたいのであれば大都市に出て行くほうが良いでしょう。

とくに東京は圧倒的に仕事が多く衛星放送の番組やショッピングチャンネルの撮影などジャンルも幅広いので、経験を積みたいという人には最適な環境です。

テレビカメラマンの給料・年収・待遇

テレビカメラマンの給料は、雇用形態や就職先によって大きな差があります。

一般的に最も待遇が良いといわれているのは、放送局のカメラマンとして正規雇用されている人たちです。

仕事量に関係なく月給がもらえますしボーナスや住宅手当などもつくので、生活はとても安定しています。

しかし、このような正規雇用のカメラマンの採用は非常に少なく、実際は番組制作会社に就職しているカメラマンやフリーランスで働いているカメラマンが多いようです。

いわゆる「下請け」という状況になるので、給料はそれほど高くはなく、年収は300万ほどということも珍しくありません。

フリーランスのカメラマンの場合、仕事の依頼がない月の収入はゼロになってしまうので、独立するのであれば高い能力や豊富な人脈が必要不可欠です。

テレビカメラマンの生活・勤務時間・休日

テレビカメラマンは、担当している番組に合わせて仕事のスケジュールを組み立てることになります。

たとえば、特定の人物に長期スパンで密着するドキュメンタリー番組を撮影している場合、取材相手の行動に合わせて臨機応変に撮影を進めていくので、いつ働きいつ休めるのかは直前にならないとわからないのが普通です。

また、ニュースの撮影を担当している場合、突発的な事件や事故の速報が飛び込んで来たらすぐに現場に直行することになるので、休日や深夜であっても呼び出されることがあります。

スポーツの試合の中継では、悪天候で試合が順延になってしまうことも多いので、後日スケジュールを組みなおすということもあります。

予定通り休むことができず不規則な生活になることも多いので、働く上では家族の理解が必要な職業ともいえるでしょう。

テレビカメラマンの現状と将来性

近年ではハンディカメラの高画質化や多機能化が進み、ディレクターやリポーターが自分で取材をしながらカメラを回すような番組が増えています。

さらにスマートフォンやタブレットでも簡単に動画の撮影ができるようになり、一般人がニュースの現場を撮影して映像提供をすることや、自分で撮影したミニドラマや歌やダンスの動画をネットで配信することが当たり前になってきました。

このような「誰でも簡単に動画の撮影ができる」時代にテレビカメラマンとして存在感を示し続けるためには、他の人には真似できないような優れた映像センスや高いテクニック、専門的な知識を兼ね備えていることが必要です。

厳しい状況ではありますが、プロフェッショナルとしての誇りや高い目標意識を持って仕事ができる人であれば、これからの時代も十分に活躍していくことができるでしょう。