脚本家の就職・募集の状況

脚本家の就職先にはどんなところがある?

脚本家は芸能プロダクションやマネジメントオフィスに所属している人もいれば、フリーランスとして働いている人などさまざまです。

芸能プロダクションやマネジメントオフィスに所属したからといって、脚本家になれるわけではなく、あくまで実力で仕事を勝ち取ることが必要な実力主義の世界です。

脚本家の求人の状況

脚本家の求人

脚本家は、一般的な職業のようにハローワークや求人サイトで見つけることはほとんどできません。

なぜなら、脚本家の仕事はほとんどが人脈で生まれているからです。

視聴率や興行成績が重視される現代では、よい脚本を書くことができる人気の脚本家に仕事が集中しており、新人にはなかなかチャンスがないということをあらかじめ覚悟しておきましょう。

人脈を利用して

脚本家としてデビューするためには、とにかく映画プロデューサーをはじめとする脚本家を選ぶ権限がある人とつながり、実力を認めてもらうしかありません。

最もメジャーなルートとしては、さまざまな人脈をたどって自分の作品をプロデューサーや監督などの実力者に見せることです。

そこで納得させることができれば、即、脚本家としてデビューすることも夢ではありませんが、いわゆるコネだけではデビューには結びつかず、あくまで実力が重要であることを覚えておきましょう。

シナリオコンテストからのデビュー

ショービジネス界に人脈がない人の場合は、地道にシナリオコンテストに応募し続けるのが一般的です。

シナリオ講座を受けたり自力で学んだりして基礎的なノウハウを習得していることが大前提ですが、作品を書いて実力を磨き、シナリオコンテストやコンクールに応募し、実力を認めてもらうことが大切です。

審査員の心に触れて入賞できれば、デビューのきっかけになることもあります。

脚本家の志望動機・面接

脚本家として志望動機を話したり面接をしたりする場面はあまりありません。

ただし、プロダクションに所属したり脚本家を目指して学校に通ったりする場合は、志望動機を求められることがあります。

小説家漫画家のような作家は個人の力で作品を作り上げますが、脚本家はチームの力で作品を作り上げ、監督やプロデューサー、役者やカメラマンなどさまざまな人がアイディアを足して仕上げていくことに特徴があります。

このように似通った仕事との違いを踏まえた上で、なぜ自分が脚本家になりたいのかを明確にアピールするとよいでしょう。

就職先はどのように探したらいい?

芸能プロダクションやマネジメントオフィスが「脚本家募集」という求人広告を出していることもありますが、必ずしも仕事につながるということではないことを理解しておきましょう。

そもそもこの場合は自社で「シナリオ講座」などの教育機関を設けている事務所が多く、すでに脚本家としてデビューしているものの仕事がなかなか来ない人、また事務所を乗り換えたい人でない限り、対象は講座の修了生のみとなるでしょう。

もちろん講座修了生の中で優秀な人は事務所所属となり、仕事の世話をしてもらえますが、脚本家としての素養やスキルが足りないと判断された人の場合は、所属といっても名ばかりで仕事をもらうことはできません。

事務所を通して脚本家デビューできる確率は高くありませんが、実力をつけるために講座に参加し実力をためすことは脚本家への足掛かりになることもあるでしょう。