航空管制官の苦労

英語の勉強

航空管制官とパイロットの通信はすべて英語で行われるため、嫌でも毎日英語を使わなければなりません。もともと英語があまり得意でない人は、航空管制官になってからも必死で勉強をしているそうです。

せっかくそれ以外のスキルがついても、英語を使って意思疎通が図れないと上手に仕事が進みません。学生のうちにできる限り英語力を磨いておくことは、きっと航空管制官になってから役に立つでしょう。

イレギュラーな事態への対応

飛行機は、事前に用意されたフライトプラン(飛行計画)に基づいて目的地へと向かいます。しかし、天気が急変するなど予期せぬ事態が起こることもあります。

ときには実際に飛行をしているパイロットの要求と、航空管制官の指示が上手く噛み合わないこともあるそうです。しかし、航路決定をするのは航空管制官の役目。

パイロットは周りの飛行機の飛行状況やこの先の天気の予測まではできませんから、航空管制官が慌てず冷静に対処しなければなりません。集中力と、とっさの適切な判断力が求められます。

転勤…そして、また勉強

航空管制官の仕事は転勤があるため、自分が望んでいなかった場所で働かなければならないこともあるでしょう。働く空港によって地域特性が異なり、仕事内容も変化します。

ですから、転勤を繰り返すたびに初心に戻って勉強を続けなければなりません。経験を活かすことは大切ですが、「これで必ず大丈夫」と慢心してしまうと事故につながる危険性もあるので、緊張感を持って業務に臨まなくてはなりません。

転勤の場合以外にも、さまざまなテストや研修が日常的に行われます。合格しなければ仕事ができないというものもあり、試験のプレッシャーに悩む人もいるようです。

航空管制官となってからも常に勉強を続けなければいけないということは覚悟しておいたほうが良いでしょう。