航空管制官のやりがい・楽しさ・魅力

航空管制官のやりがい・楽しさ

指示をうまく出し、無事にフライトが終わったとき

航空管制官は、レーダーを見ながら航空機が「どのようなルートを飛んでいるのか?」「きちんと安全に飛べているのか?」などを細かくチェックします。

もし機体がほかの航空機と近付きそうになれば、パイロットと交信して、高度や速度などについての指示を出します。

天気が悪く視界不良の際には、航空管制官がパイロットの目となることもあります。

片時も気の抜けない緊張感が続く仕事ですが、自分の力でフライトを無事に終えることができたときには、毎回大きな充実感が生まれ、それが自信にもつながっていきます。

パイロットから信頼されること

航空管制官の提供した情報やアドバイスによって無事にフライトが終わると、パイロットから「ありがとう」と声をかけてもらえることがあります。

航空管制官は、普段はお客さまからもなかなか姿の見えない縁の下の力持ち的な存在ですが、そのひとことで「この仕事をやっていてよかった」と思える人が多いといいます。

フライト中は、何が起こるかわかりません。

ときには予期せぬことが起こることもありますが、そこで冷静に正しい判断ができれば、パイロットから大きな信頼を寄せられるはずです。

さまざまな経験を積みながら、どんな状況にも慌てず冷静に対処できるよう、航空管制官は日々訓練を重ねています。

社会に貢献している実感が味わえる

遠い場所までも短時間で移動できる航空機は、電車やバスと同じように、もはや私たちの生活になくてはならないものです。

航空機が安全に空を飛べるのは、もちろん技術の進歩によるところが大きいですが、それに加えて航空管制官が1年365日欠かさずに空の交通整理を行い、安全なフライトができるように働いているからです。

航空管制官は社会になくてはならない職業であり、まさに「世のため、人のため」に活躍できる仕事です。

なお、航空管制官として働く人たちは、空港で乗客の姿を見ると「この人たちの命を預かっているんだ」と感じることが多いそうです。

絶対に事故を起こしてはいけないという気持ちがプレッシャーにもなりますが、その分「頑張ろう!」と思えます。

航空管制官の魅力

航空管制官は国家公務員であるため、給料や待遇は安定しています。

また、非常に専門的な職業であることから「専門行政職」という扱いになり、事務などに携わる一般の国家公務員よりも給与は高水準となっています。

採用試験も非常に難関であり、それ以降も厳しい訓練を乗り越えなくてはならないなど限られた人にしかできない大変な仕事ですが、それに見合う待遇があるといえます。

また、一人前の航空管制官として働くためには、いくつもの資格を必要とします。

ステップアップすればより難しい業務にも携われるようになり、現場でなくてはならない存在となるでしょう。

国家公務員として定年まで働き続けることができるため、安定性のある環境でじっくり腰を据えてキャリアアップが目指せることも、航空管制官として働く魅力だといえます。