刑務官になるには

刑務官採用試験に合格する

これが一番オーソドックスなやり方です。18歳から29歳頃までの男女が対象となります。筆記と実技からなる試験で、高校卒業程度の難易度とされています。

第一試験は選択式の教養試験と作文試験です。作文試験では表現力や理解力が試されます。第二次試験が面接による人物判定、身体測定、運動能力や体力の測定などからなります。

公安的な職務になるため、思想や過去の犯罪歴などで問題がないか調査された後で合否が決定します。試験に合格して候補者となり、その中から内定者が選ばれます。

また、通常の採用試験とは別に不定期で欠員が出た時などに、中途採用のような形の採用選考があります。これは50歳程度までの男女が対象になりますが、スタートが遅いので出世などには限界があるそうです。

国家公務員採用試験に合格する

ごく少数ですが、国家公務員試験総合職などに合格し、法務省職員から刑務官を拝命する方法があります。幹部候補生となるため、配属先では教官や管理職の待遇となり、刑務所の現場で働くことはほとんどありません。

階級も副看守長や看守部長など高い階級からはじまり、昇進のための研修も免除されることが多いです。

武道拝命

通常の試験とは別に、採用には武道拝命という枠も存在しています。これは過去に柔道や剣道に熱心に従事した有段者などが、それを認められて採用されます。

主に武道訓練の指導者や要員として期待されていて、中には国体や全国大会入賞者クラスの人間もいるそうです。試験には武道の実技が必須となります。採用された場合の配属先としては警備隊が特に多いそうです。

初等科研修

実際の仕事をする前に前に八ヶ月の初等科研修があります。ほとんどは官舎に泊まり込みで、刑務官に必要な知識と実技の両方から教育を受けます。厳しい研修であるため、この研修で脱落者が出ることもあるそうです。

研修が終了すると、晴れて刑務官としての仕事が開始します。

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