女性の編集者

編集者には大きく分けて2つのタイプがいます。

ひとつは社内で業務を行う編集者で、企画発案であったり、委託しているフリーランスの人への指示、取材のアポイント、経費精算などがおもな業務です。

ふたつめ目はバリバリの編集者で、自ら文章を書いたり、カメラ撮影をしたり、取材に行く人です。

このどちらもをこなす人もいます。

会社員の編集者は出版社や編集プロダクションに勤務していますが、いずれの場合であっても女性編集者はそれなりに存在します。そして、先に挙げたような業務を第一線でこなしています。

職場や担当によって仕事の大変さは異なる

編集プロダクションの場合は自分たちでページを作成するのが主であるため、ハードな肉体労働が強いられます。実際、現在の編集プロダクションには女性編集者は少なく、在職していてもその多くの女性は独身です。

出版社に在職している女性ならば、ある程度の家庭との両立が可能です。

出版社が本を作るにあたって、その多くは編集プロダクションに委託します。その場合、編集者の業務負担は軽くなるため、そこまでの残業も強いられません。

しかし、これが週刊誌や小説のような、作家から原稿を取ってくることが仕事なら話は別です。

編集者一人につき何人かの作家を担当することになり、作家周りから進捗確認、データ収集などが発生し、他の男性作家と変わらぬ業務となります。

また、小説の場合は文庫本、漫画の場合はコミック、アニメ化などの案件にも対応するため、不定期に忙しくなることは必須です。

まずはアルバイトで体験

女性の編集者の多くは、仕事が好きでたまらないという人です。そうでもなければ、結婚した後に働くには肉体面でも精神面でも厳しい職場ですし、派遣の事務員のほうが給料もいいかもしれません。

それだけ大変な仕事だからこそ、もし女性で編集者になりたいと思っているのならば、まずアルバイトなどをして編集者の仕事を体験してみるとよいかもしれません。

アルバイトも1年や2年続けていれば、正社員の編集者並の仕事を任される場合もあります。

そこである程度場数を踏んで、それでも自分は編集者として仕事を続けたいと思うのであれば、正社員の道を歩んでみてはいかがでしょうか。

女性の編集者は重宝される

現場で活躍する編集者の立場でいうと、女性の編集者は重宝されやすいです。

取材をするにしても女性のほうがアポイントが取りやすいですし、相手も男性以上に深い話をしてくれる傾向があるからです(取材相手が男の場合)。

しかし、それとは逆に、結婚したら退職してしまうのではないかという不安も女性編集者に対してよく抱かれる思いです。

いかなる場合でも、自分の人生を決めるのは自分自身です。

もし女性編集者として働いていくのであれば、プライベートと仕事をどう両立させていくのか、あるいはどのようなライフスタイルを送りたいのかをきちんと考える必要があるでしょう。

仕事体験談