調香師の給料・年収

企業につとめる場合

調香師の収入ですが、企業につとめるケースが大半なので、給与はその会社によります。技術系の職種であることから、一般社員より収入は高いことが多いようです。

初任給は、企業にもよりますが、20万を下らないところが多いでしょう。

一般的な年収は、350万〜500万ほどで、勤続年数やスキルに応じてアップします。大手の会社では、600万〜700万以上の年収になることも珍しくないようです。

一般企業なので、厚生年金や雇用保険、労災保険などはもちろん、資格取得の支援制度などもあるでしょう。また、研修期間があるため、さまざまなサポート体制のある会社も多いようです。

外国語教育や、各種セミナー、会社によっては海外留学の機会もあるかもしれません。

子育て中の女性は?

育児休暇を設けている会社も多いので、出産後に職場復帰することは基本的に可能でしょう。

しかし、研修期間が長いこともあり、仕事熱心な人も多く、あまり間を空けずに復帰する女性も少なくありません。

その会社の、育児休暇の取得実績や、女性社員たちの状況を、事前にリサーチすることも大切です。

また調香師の男女比としては、男性のほうが圧倒的に多いようです。理系の大学の出身者が多いことや、ホルモンバランスの影響を受けにくい男性のほうが、嗅覚が安定しているという理由もあるようです。

しかし今後は、女性の調香師も増えていくのではないかといわれています。

独立・開業の可能性

いずれ、自社ブランドを立ち上げて、自分のオリジナルの香水を販売したいと願う人は多いでしょう。

もちろん、それは簡単なことではなく、世界的に見ても、名のある調香師でなければ成功できないとされています。

香水の販売には、調香の仕事だけではなく、香料の仕入れや製造工場など、さまざまな問題が出てきます。企画力や営業力も当然、必要とされるでしょう。

しかし実際には、日本においても独立して活躍している方はいます。そのためにも、国内外でさまざまな勉強を重ね、あきらめずに努力し続けることが何よりも大切といえます。