アクチュアリーに向いている人、適性、数学力

数字やデータに強いことは必須

アクチュアリーは、確率論や統計学など、数理学に関する知識を駆使して業務を遂行しなければなりません。大量の資料を集め、そこに書かれたデータから分析をし、保険や年金の適正な掛け金や支払い金などを算出していきます。

そのため、「数字に強いこと」はアクチュアリーにとって必要条件だといえます。

必ずしも理数系出身でなければならないということはありませんが、保険会社等のアクチュアリー候補生採用試験や、日本アクチュアリー会のアクチュアリ—資格試験でも数学的な問題が出題されるため、「数字を見ると頭が痛い」といった人は、別の職業を目指したほうがよいかもしれません。

では、どれだけの数学力が必要かといえば、最低限、高校の数学3までに学ぶ関数(指数関数、対数関数、三角関数)や数列、微積分、線型代数等がきちんと理解できていることが必要とされています。

根気よく勉強を続けられる

アクチュアリーになるには、専門的な勉強を続けなければなりません。正会員になるまでには平均で8年程度かかるといわれており、生半可な気持ちでは到底続けられないでしょう。

さらに、ほとんどの人は仕事をしながら試験勉強を続けることになるため、ときには睡眠時間やプライベートの時間を犠牲にしなければならないこともあります。

強い気持ちを持って、目標に向かってコツコツと頑張ることが何よりも大切です。

自分を高め続けられる

アクチュアリーは専門職として急激に需要が高まっていますが、アクチュアリーになってからも奢ることなく、スキルアップに努める姿勢が求められます。

時代によって社会の状況は刻々と変わっていくため、常に新しい知識を身につけ、それを業務に活かすことが重要なのです。

国際化によって、アクチュアリーは英語力も今まで以上に求められるようになってきています。スキルアップすればより良い待遇の下で働けたり、活躍の場はさらに広がります。

向上心を持ち、自分を成長させ続けようという意志を持った人が、この仕事には向いているといえるでしょう。