理学療法士を志したきっかけは(体験談)
理学療法士を目指す理由はさまざま
理学療法士になろうと思ったきっかけを、職場へ実習で来る学生へ聞いてみると、
・お年寄りが好きだから
・親に理学療法士を勧められたから
・スポーツをやっていて、怪我をして苦しい思いをしたから
・事故に合い、リハビリを経験したことがあるから
・安定していそうだから
・なんでも良いから医療職につきたかったから
など、理由は千差万別です。
ただ、理学療法士を志し、実習を終了するまでがんばることができる学生の多くに共通していることは、「人のためになることがしたい」「人と接することが好き」という部分です。
私の理学療法士を目指したきっかけは
私は自分が小学生のころに骨折をして、リハビリを受ける機会がありました。そのときに理学療法士と出会いました。
小学生には痛みも伴うリハビリはつらいものでしたが、一緒にがんばってくれた理学療法士にとても感謝したことを覚えています。
小学生ながら、単純に素敵にみえた理学療法士への憧れと、自分もいつか同じように苦しんでいる人を少しでも助けることができる人になりたいと思ったことが、理学療法士を目指したきっかけでした。
人見知りでも大丈夫
私は「人のためになることがしたい」とは思っていましたが、かなりの人見知りで、実習中や働き出した当初、患者さんとのたわいもない会話が上手くできないこともありました。
しかし、話すことは苦手でも、「人と接することが好き」であれば、会話が上手くできなくても、経験をつめば患者さんとの会話も上手くできるようになっていきます。
きちんとその人と向き合って、その人に必要なリハビリを適切に実施していけば自然とその人のことをよく知ることとなり、会話も増えます。
そして、自分のことを真剣に考えてくれる理学療法士のことを患者さんもきっと好きになってくれます。
直接「ありがとう」と言ってもらえる
理学療法士を志したきっかけは人それぞれですが、人のためになることができ、さらにはその人から直接「ありがとう。」といってもらえる数少ない職業です。
人と接する上で嫌な思いをすることもたまにはありますが、とてもやりがいのある素敵な仕事だと私は思います。