プログラマーの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

プログラマーを目指すきっかけで多いものは?

プログラマーを目指すきっかけとして多いのは、以下の通りさまざまです。

プログラマーを目指すきっかけの一例
  • プログラミングの実習が楽しく、仕事にしたいと思った
  • ゲームやスマホアプリを作ってみたい。あるいは「ものづくり」に携わりたい
  • 自分の専攻や身につけた技術を生かして働きたい
  • インターンを経験して、プログラマーになろうと決めた
  • 実力さえあれば、若くてもやりがいのある仕事を経験でき、高収入を得られる

プログラマーは、現代の若者にとって魅力的な職業のひとつとなっています。

最近ではプログラマーとして腕を磨き、場所や時間に縛られず、自由度高く働くことを目指す人も増えているようです。

プログラマーの志望動機の考え方

志望動機は、どのような職を目指すにしても就職・転職において欠かせないものであり、選考結果を左右する大きなポイントです。

事前にしっかり考えておく必要がありますが、決して難しくはありません。

基本的には、自分がプログラマーに興味をもった理由や、その企業に魅力を感じた点を素直に書き出して、まとめるとよいでしょう。

もし「消去法で選んだ」場合でも、なにかしら選んだ理由はあるはずですから、それを考えることが重要です。

なお、志望動機は、あくまで「仕事を通して、志望先の事業に貢献する」視点で作ることが重要です。

「通勤時間が短い」「残業が少ない」など、事業とあまり関係のない項目は前面に出さないほうが得策です。

プログラマーの志望動機の例文

プログラマーの志望動機は、新卒なのか経験者か、それとも異業種からのキャリアチェンジなのかによっても異なってくるものです。

ケースごとに3つに分けて志望動機の例文を示します。これをもとにオリジナルの志望動機をつくりましょう。

新卒でプログラマーを目指す場合

「プログラマーを目指した理由は、大学の授業で開発環境のセットアップを行っている最中に、「ソフトやアプリも自作し、社会に貢献したい」と思ったことがきっかけです。

子どものころからプラモデルなどを作ることが大好きだったこともあり、ものづくりにずっと興味を持ち続けていたことも理由の1つです。

インターンやアルバイトでさまざまな企業の職場を経験したなかで、御社が開発するアプリに興味を持ち、よりよいアプリをつくる開発に携わりたいと思い志望しました。」

プログラマー経験者が転職する場合

「私はこれまで多くの顧客先に常駐し、金融系を中心にさまざまな業種のプログラミングを担当しました。

JavaやJavaScript、Rubyといった言語での開発経験がありますが、言語や開発環境はあらかじめ決められた状況で作業に携わる日々を送っていました。

今後プログラマーとしてステップアップするうえで、設計にも携わりたいと強く思っております。

そのなかで御社の募集を拝見し、多くの裁量があること、また私がぜひ携わりたいサービスを開発していることが、御社に応募した理由です。」

他の業界や職種からプログラマーへ転職する場合

「私の前職は、家電量販店の販売員です。

販売成績を伸ばすためにパソコンやソフトの勉強はしていますが、中身がどうなっているか知らないこと、またお客さまにフィットした商品を紹介できないことに日々もどかしさを感じておりました。

もともとプログラミングが好きだったこともあり、お客さまに役立つものを自分の手で作りたいと思っております。

そのなかで御社の募集を拝見し、私がぜひ開発に携わりたいサービスであることが応募した理由です。」

プログラマーの面接で聞かれること・注意点

プログラマーの面接ではさまざまな質問が考えられますが、なかでも以下の質問を受ける可能性が多いといえるでしょう。

  • プログラマーを目指す理由
  • わが社を志望した理由
  • プログラミングの学習経験
  • 現時点での保有スキルやレベルはどれくらいか
  • 将来はどのようなプログラマー(またはエンジニア)になりたいか

経験者の面接では、これに加えて「前職を離職した理由」もほぼ確実に聞かれるため、準備が必要です。

どの質問に対しても、自分自身と向き合って真剣に考えておく必要があります。

その上で、極力前向きな回答をするように心がけましょう。

また、プログラマーは、一人の社会人でもあります。

そのため遅刻は厳禁であることはもちろん、身だしなみや言葉づかいにも気をつける必要があります。

プログラマーの自己PRのポイント

プログラマーとして就職・転職を希望する場合、自分のスキルをアピールしたり、熱意を見せることはもちろん必要です。

企業によっては、学習意欲がどれくらいあるのかや、現時点でどの程度のスキルを備えているのかをしっかりと確認したいと考えています。

加えて相手の話をきちんと理解し、自分の考えをきちんと伝えられる「コミュニケーション能力」も主なポイントに含まれます。

これに加えて経験者の場合は、これまでの実績とスキルを整理した上で、入社後どのように貢献できるか説明するとよいでしょう。

一方、未経験者の場合は、これからどれだけ成長できるか、仕事に対する熱意があるかどうかのウェイトが高くなります。

面接で「やる気だけは人一倍負けません」といっても、それだけでは採用にはつながりません。

熱意を見せる根拠として企業研究はもちろん、なんらかのアウトプットを行った経験も必須条件です。

そのため事前にプログラミングを学んだ上で、自分の制作実績を用意しておくに越したことはありません。

プログラマーの履歴書で気をつけるべきことは?

プログラマーとして就職したい場合、履歴書や職務経歴書、自己紹介書に、保有スキルや経験した言語を書くことが欠かせません。

経験者の場合は、プロジェクトの規模や実績も選考のポイントになるため、あわせて記入しましょう。

未経験者の場合は自身で学び、成果物を作った実績もぜひ記入してください。

もし学生の場合でインターンに参加した場合は、その実績も記入しましょう。

加えて資格を記入すると、実績の裏付けとなるため選考を有利に進められます。