検察事務官の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?
検察事務官を目指すきっかけで多いものは?
検察庁の存在意義は社会正義のためであり、仕事の目的も非常に明確なため、志望動機も明確な人が多いでしょう。
ほかにも検察官や検察事務官は映画やドラマ、小説などで見ることも多く、それらの影響で目指す人もいるようです。
国家公務員という安定さも目指す理由に挙げられます。
民間企業には当然浮き沈みがありますが国家公務員は安定した働き方ができ将来的にも安心できますし、出産・育児休暇なども取りやすい環境になっているためか、女性比率は40%を超えており、男女問わず人気の職種といえるでしょう。
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検察事務官の志望動機の考え方
検察事務官を目指した理由は人それぞれ違うと思いますが、志望動機を伝える際に気を付けるべきポイントは検察庁の使命に共感しているかどうかでしょう。
検察庁の使命とは「社会秩序を守る」ことです。
その使命を果たすために正義感と使命感を持って日々の仕事に取り組まなくてはいけませんが、いかにしてその意欲を伝えられるかが大切です。
検察事務官を志すきっかけや、「社会秩序を守る」ために検察事務官になって何をしたいかなどを明確に分かりやすく伝えるようにしましょう。
検察事務官の志望動機の例文
志望動機の例文1
「中学生の頃から小説を読むのが好きで、特にミステリーや推理小説を好んで読んでいました。
その中で検察事務官が登場する場面も多く、検察官と一緒に事件を解決していく姿が痛快でいつも楽しみにしていました。
将来の進路を考える頃になり自分は何になりたいのか考えたとき、はじめに浮かんだのが検察事務官です。
小説などで憧れの存在だったという理由もありますが、陰で支えつつ、いなくてはいけない存在である検察事務官は私の性格にも合っている職業だと思ったからです。
人々が安心して暮らせるよう、社会正義を守るために活躍できる検察事務官を目指します。」
志望動機の例文2
「大学では法律を学んでいたため、将来は少しでも学んだことを生かせる仕事にと漠然思っていました。
法律を扱う仕事といえば、弁護士や検事などが真っ先に思い浮かんでいましたが、就職活動をしていく中で法務省の説明会で検察事務官という仕事を知り、説明会などを通してどんどん魅力に感じていきました。
さまざまな部門を経験することでマルチに活躍できるのも魅力だと思っており、「君がいなくては困る」といわれるような、頼りになる存在になりたいと思い志望しました。」
志望動機の例文3
「法律を学んでいたためという理由もありますが、何よりも社会のために働けるという面にひかれて検察事務官を目指しました。
報道などで事件を目にするたび自分になにかできないか自問していく中で、検察事務官に魅力を感じていました。
高校生の時に意識しはじめ、大学生活を通して検察事務官になることを決意し、今回の試験に臨んでいます。
社会正義の実現という高い理念に沿って仕事ができるところに、やりがいを感じています。
夢を実現して、ぜひとも検察庁の一員として社会のために働きたいと思います。」
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検察事務官の面接で聞かれること・注意点
当然ながら「なぜ検察事務官になりたいのか?」は聞かれるでしょう。
「検察事務官になりたい」という思いを実際に伝えるチャンスですので、しっかりと事前準備を行うことをおすすめします。
また、自分の思いを自分の言葉で分かりやすく伝えることは、仕事をする上でも重要なポイントですし、そうした仕事上の適正も見られていることを意識しましょう。
そのほかは基本的に通常の公務員試験と同様のことが聞かれるようです。
市販されている面接マニュアルや模擬面接を受ける機会があれば積極的に利用し、実際の面接時に悔いが残らないようにしましょう。
検察事務官の自己PRのポイント
検察庁の使命は社会秩序を守ることです。
突き詰めて考えるとすべての仕事は人のためにあるものですが、検察庁での仕事はより顕著であり、その一翼を担う検察事務官を目指す場合、いかに適性があるかをアピールするのが大切です。
例えば、正義感や責任感といった検察事務官に必要な資質があることを具体例とともにアピールするのもよいでしょう。
検察事務官の仕事は検察官をサポートする役目が大きいため、人を支えるのが好きだったり、得意だったりすることをアピールすると印象的かもしれません。
検察事務官の履歴書で気をつけるべきことは?
丁寧に誤字脱字なく書くなど、検察事務官を志望する場合でも履歴書で気を付けるべきポイントはほかの職種と変わりありません。
あえて書くとすれば、わかりやすさでしょうか。
書類をまとめる機会も多い検察事務官ですので、伝えるべきことが的確に書かれているか、わかりやすくまとめられているかは意識した方がよいかもしれません。