海外営業の現状と将来性
海外市場へ進出する企業が増えている
グローバル化が進み、日系企業も海外への進出が相次いでいます。
あらゆる業界の会社が海外に目を向けており、欧米諸国はもちろん、アジアへ海外展開する動きは加速しているといえるでしょう。
また、完成品を扱うメーカーが海外へ進出することによって、その製品に関連する部品メーカーも海外へ出ていくことになります。
大手企業のみならず、中小企業も海外市場を開拓するところは増えており、それらの大半で海外営業が必要とされています。
国内市場が縮小傾向にあるといわれるなか、これから海外市場への進出を視野に入れている企業も多く、海外を相手にする営業職の需要はさらに大きくなっていくものと考えられます。
20代で正社員への就職・転職
どのような人材が評価されるか
このような時代背景のなかで、外国語、とくに英語ができる営業職が求められる場は増えています。
国内だけでなく海外の人とも対等に話すことができ、異文化コミュニケーションに抵抗のない人材が、さらに必要とされていくでしょう。
加えて、簿記の知識やITスキルなどプラスアルファのスキルを持っていれば、さらに活躍のチャンスは広がります。
なお、海外のビジネスシーンでは日本以上にスピード感が求められることも多いです。
業界や製品の専門知識を持っていることはもちろん、主体性を持って自ら行動し、判断できるような人は、海外でも活躍できる可能性が存分にあります。
グローバルで勝負できる営業職の強み
営業職として働く人は多数いますが、海外営業としてのスキルがあれば単純に就職先の選択肢が広がるだけでなく、より良い給料や待遇で働ける可能性が高まります。
また、高い語学力を生かして外資系企業の海外営業として成果を出し、高い収入を得ている人もいます。
人によっては長い海外赴任生活を経験したり、現地企業で海外営業として働くこともでき、国内営業とは違った働き方が実現できるのも海外営業の魅力といえます。