海外営業の一日のスケジュール・勤務時間と休日についても解説
海外営業の過ごし方は?
海外営業の1日の仕事の流れは、勤務先や担当業務によってもだいぶ異なります。
なお、海外営業といっても、担当する国によって商習慣は違いますし、仕事を進めるうえで独自のルールが存在することも多々あります。
また、国ごとに時差の違いなども発生するため、相手の状況に合わせて働くことも必要になってきます。
国内営業とは違う難しさがありますが、日本の製品を世界中の人に届けることができる大きなやりがいを味わうことができます。
とくに海外で駐在員として働く場合は、日本とは異なる環境で生活することになるため、日々さまざまな刺激を受けることができるでしょう。
一方、文化や習慣が異なる人たちとのコミュニケーションが不可欠となるため、現地に馴染む努力も必要になってきます。
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メーカー勤務の海外営業のある1日
勤務時間
海外営業の勤務時間は会社によって多少異なりますが、一般的には9:00~18:00くらい、実働は7.5時間~8時間程度となっています。
基本的には日勤の仕事となります。
「フレックスタイム制」が導入されている会社もあり、会社の規定内であれば出退勤時間を調整することができます。
ただし、海外は国によって時差があるため、時差の大きい国を担当する場合、現地との会議などによって早朝や深夜に対応しなくてはならないこともあります。
また、海外出張の際は通常の勤務時間外に行動しなくてはならないことがあるため、国内営業に比べて不規則で忙しいと感じることがあるかもしれません。
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休日
海外営業の休日は、土日が休みの「週休2日制」が一般的とされています。
祝日も基本的には休みとなることが多いようですが、日本の祝日は海外では平常通りに動いているため、状況によっては、相手に合わせて仕事をしなくてはならないこともあるかもしれません。
なお、出張で休日出勤が発生する場合には、たいてい振替休日が取得できますが、会社によって規定は異なります。
残業の状況は?
海外営業の残業時間は、会社によってだいぶ異なるようです。
「営業職」というと残業が多いイメージを持たれることが多いようですが、最近では残業削減に取り組む企業が増えており、なかには月に残業時間が10~20時間程度と、ほぼ残業をせずに帰れる職場もあります。
また、営業職として、勤務時間後に代理店や取引先などとの飲み会や接待が頻繁にある職場もあるようです。
自分で仕事の進め方をうまく調整し、日によって定時で上がるといったこともできるようですが、顧客ありきの仕事であるため、トラブルが発生した際には遅くまで残って対応することもあります。
また、海外出張中は日本とは異なる商習慣の国で仕事をすることになり、日本の勤務時間とは違う形で動くことになるでしょう。