自衛隊を目指す人へ(体験談)

かけがえのない同期

さまざまな理由で自衛隊を目指す人がいると思いますが、たとえ自衛隊でずっと働くことにならなかったとしても、間違いなく入隊してみる価値はあると思います。

新隊員教育時代に出会う同期は一生の宝物になりますし、この仲間と出会うだけでも自衛隊に入る価値はあります。

普通の仕事ではまずないようなきつい訓練を、お互いに支え合って乗り越えてきた経験は本当にいい思い出にもなります。

大変な時期を一緒に過ごした経験は普通の友達とは違った友情を築いてくれます。

これらの同期は、それぞれ違う部隊に配属された後も連絡を取り合いますし、休みの日は一緒に遊んで過ごしたりもします。

もちろん自衛隊を辞めていったあとも連絡を取り合いますが、辞めたあとでも変わらない絆があります。

自衛官に対して自衛隊に入って何が良かったか聞くと「同期ができたこと」という答えが多いと思います。

これからの長い人生で、本音で相談に乗ってくれて、また何かあったときに助けてくれる仲間がいるということは本当に素晴らしいことです。

強い精神力が身につく

また自衛隊の訓練では、苦しい時も笑って乗り越えられるような強い精神力を身につけることできます。

訓練で山に入れば飲み物も制限される時がありますし、一晩中歩き続けなければいけないときもあります。

それでもがんばって乗り越えられた時の達成感はこの仕事ならではのものですし、また自分への自信につながります。

活躍の場が広がっている

今、自衛隊に求められてるものが大きく変わってきてます。

以前は限られた国際支援や災害派遣がメインでしたが、今やイラクなどの戦争が終わりきってない地域へも派遣されるようになりました。以前よりも活動範囲がどんどん広がってきてます。

これは、新しく自衛隊を目指す人にとっては活躍の場が広がってることを意味しますし、さまざまなチャンスが増えたと思います。

少しでも興味があればチャレンジしてもらいたい仕事です。