ITエンジニアに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

ITエンジニアに向いている性格・適性

新しい技術を覚えることが好き

世の中には、「IT」と聞いただけで非常に興味深く感じる人もいれば、とっつきにくく感じる人もいます。

そのため、ITエンジニアの第一歩として、まずはITというものに興味を持てるかどうかが重要です。

ITエンジニアは、常に自分で新しい知識や技術を身につけていかなくてはなりません。

好きでないと、なかなか続けていけない仕事です。

物事を効率よく進められる

ITエンジニアは仕事の種類も作業量も多いため、要領のよい人が多いです。

「どうすれば仕事を効率的に進められるだろうか?」「もっと簡単に問題を解決できるだろうか?」と考えることは、ITエンジニアにとって大切な視点のひとつです。

こうした考え方ができる人は、社内や個人の業務改善でも活躍できるでしょう。

聞き上手

ITエンジニアは、顧客の課題をITで解決することを役割としています。

そのため、顧客のニーズを聞き出すヒアリング力が必要です。

相手の話をしっかりと聞ける性格の人は適性が高いといえるでしょう。

集中力がある

ITエンジニアの業務では高い集中力が求められます。

システム設計における書類の作成や、プログラムのコーディング作業は、わずかなミスや見落としが大きな問題に発展するために気が抜けません。

集中力の高さに加え、長時間集中して作業ができる人はITエンジニアに向いています。

ITエンジニアになるには

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ITエンジニアに必要なスキル・能力

論理的思考力

製品やサービスの提案をするにも、プログラムやシステムを作るにも必要となるのが、論理的思考力です。

たとえば、なにか問題が発生したときには、問題の原因をきちんと探り、それを解決するためにどのように行動すべきか、一つひとつ筋道を立てて考えていくことが大切です。

自分の考えや物事をわかりやすく伝える力

ITエンジニアは、多くの関係者と協力して仕事をする機会の多い仕事です。

自分の意見を正しく主張・説明できること、相手の話を正確に理解できる能力も大切です。

なお、エンジニア同士では、チャットを使った文字でのコミュニケーションをとることが意外と多いです。

わかりやすく、きちんと伝わる文章が書けることも大事なスキルとなってきます。

体力・精神力

ITエンジニアあにとって、ITの知識や技術はもちろん大切ですが、加えて体力や精神力も必要です。

納期前には残業続きになるなど、あまり休めない中で作業を進めなくてはならない場合もあります。

また、ITエンジニアはさまざまな関係者との調整や、長時間の作業がストレスとなる場合も多いため、上手に気分転換することが大切です。

ITエンジニアに向いていないのはどんな人?

大ざっぱな人

ITエンジニアは、おおざっぱでは務まりません。

少しのミスでも予算やスケジュールが狂い、システムが動かなくなってしまうため、仕事には正確さが強く求められます。

おおざっぱだと自覚がある人は、普段から物事を丁寧にミスなく行うように意識して訓練しましょう。

計画性のない人

ITエンジニアの仕事の多くは、短くて数週間、長くて数年かけて行われます。

そのため、計画的に仕事を進めていく力は非常に重要です。

計画性がなく、即興での対応になりがちな人は、普段から計画を立てて、その通りに実行する習慣をつけておくとよいでしょう。

勉強嫌い

ITの世界は新しい技術や製品が次々出てくるため、常に勉強が求められます。

そのため、勉強が嫌いな人だとなかなか仕事が長続きしませんし、人に言われないと勉強できないタイプの人もあまり成長できません。

逆に、好きなことなら勉強は苦にならないという人、自主的にコツコツと学べる人であれば、ITエンジニア向きです。